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2年ぶりのクリスマス [2021年ドイツ]

 2019年はちょうどギリギリ、コロナ前でクリスマスはスイス(のホストファミリー宅)。2020年末は、ワクチンもなくて、移動が怖かったこともあり、ドイツの自宅(にて引っ越し準備)。2021年は、ワクチンも打っているという少しだけの安心感もあり、色々迷った末に、スイスへ向かうことにしました。コロナ前は、(電車)チケットをもっていれば簡単に行けたスイスでしたが、今回は事前に住所を登録したり、とそれなりの準備が必要でした。が、やはり車で移動出来る人は車を利用する人が多いのか、電車はガラガラでした。一応遅延も考え、乗り換え時間20分ほど取ったのですが、信じられないほど定刻運行でした。

 久々のジュネーブでしたが、思ったほど変わっていませんでした。ただ、ドイツ同様、空きオフィスが増えた気がしました(コロナの影響でしょうか)。ホストファミリーも相変わらず元気で、安心しました。2年会ってなくても、ホストファミリーの雰囲気に慣れる、あの不思議な感覚は何なんでしょうか。

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 たくさんのチョコレートとチーズ、本(スイスフランス語圏の作家)、クッキーと色々もらいました。印象に残ったプレゼントは、直火エスプレッソメーカー。これについては別記事で書いていきたいと思いますが、ますますコーヒーの奥深さにハマっていきそうです!
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2021年振り返り [2021年ドイツ]

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(ドイツのクリスマスマーケット定番はホットワイン。子供用は「キンダーパンチ」と呼ばれ、ワインの代わりにジュース。2年ぶりのクリスマスマーケットが開催され、例年以上に私はキンダーパンチを飲みました)
 毎年恒例だった10大ニュースだけれど、今年は少し形を変え、「振り返り」にしようと思います。2020年から続くコロナで、2021年もなかなか動けない年でした。それでも、今年は私にとって「変化」の年でした。

 一番大きかったのは、引っ越しでしょうか。昨年からのコロナで先行き不透明でしたが、仕事の契約(延長)が決まった時点で引っ越しを決断したのは間違いではありませんでした。レストランやカフェの数が今の場所の方が断然に多いし、コロナのルール制限があっても、美味しい物やコーヒーにありつけるのは嬉しいです。コロナ下での引っ越しはなかなか大変だったけれど、無事にデュッセルドルフでの生活を始めることが出来ました。この引っ越しで大きな買い物も経験したし、洗濯機が暴れ出すという衝撃もあったけれど、無事に新居での生活が始まりました。今月で1年経つけれど、デュッセルドルフにもかなり馴染んできました。

 引っ越しをするきっかけになったのは、他のドイツの大学の知り合いと応募した研究資金を獲得することが出来たから。2020年はその応募(準備)の年でしたが、その研究プロジェクト開始が今年の3月。数年にわたるプロジェクトなので、それに伴って私の労働契約も無事に延長されました(プロジェクトから給料が支給される)。紙面上は、変わらず大学との雇用契約。しかし、自分のプロジェクトなので、(誰からも特に指示を受けず)自分で好きなように仕事が出来ます。自身の裁量で自由に仕事が出来るというのは気持ちが良いです。また、このプロジェクト、私を含む5人のグループですが、同僚との仕事がとにかくやりやすい!

 このグループプロジェクト、現地調査がなかなか出来ず、またイベント等も延長が多かった年でもありました。色々なことが出来なくても、数ヶ月に一度の予算報告はしなくてはならないので、1年中予算の計算をExcelでしていた気がします。今年の分はほぼ給料ぐらいしか使わず、翌年に繰り越しとなりました。そして、今年初のイベントはうちの大学担当(つまり私が企画・運営)でした。一人で準備するのは初めてだったので、緊張しました。オミクロンがはやりだした時期だったので、イベントをやるかどうか最後まで迷いましたが、結局、最少人数で決行しました。オンラインと直接参加のハイブリッド型で、イベント(講演会)をやったのですが、難しかったです。現場とオンラインの雰囲気両方をつかむのが大変で、かなりバタバタしました。ただ、このバタバタした(てんばった)感じ、オンライン上では見えていなかったようで、オンラインで参加した知り合いからは「良いイベントだったね」と言ってもらえました。

 学会(参加)もほぼオンラインで、旅行の数はコロナ前に比べるとかなり少なくなりました。それでも今年後半は、ハイデルベルク(ドイツ)、パリ(フランス)、ジュネーブ(スイス)へ行くことが出来ました。結果的に規制が厳しくなる直前、うまい具合にこれらの国へ入国/出国出来ました。来年こそは、日本を始め、色々なところへ本格的に移動していきたいと思います。

 というわけで、2021年もこのブログを読んでいただき、ありがとうございました。来年もドイツから(ドイツのことにかかわらず)書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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誰かの家へ行くとき [2021年ドイツ]

 クリスマスは、スイスのホストファミリー宅で過ごしました。クリスマスプレゼンを選ぶのはもちろん、誰かの家へ招待された際のプレゼントも迷います。誰かの家へ行く際のお土産、ヨーロッパの定番は、ワインかチョコレートです(お酒を飲めない人の気持ちが私は分かるので、出来る限りワインとチョコレートを持っていくようにしています)。ワインはマスト。でもチョコレートはスイスの方が良い物が揃っているし、と思い、今回は映画のDVDを持って行くことにしました。

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 ワイン選びは、店員さんに丸投げ。以前飲んでいたワインの種類を伝え、「それと似ているやつ」を選んでもらいました。DVDはフランス語版(フランス語の字幕がある)を買う必要があったので、11月、フランスへ行ったときに買ってきました。写真左から2作品が是枝監督の「歩いても歩いても」と「海街diary」、右側が「おくりびと」でした。「歩いても歩いても」以外は私も見ていて、なかなか良かったです。

 今回のスイス滞在中、「おくりびと」を一緒に見ました。寡黙な上司を演じる山崎努のことを「良い俳優だね」と言っていました。私は彼の若い時を知らないけれど、寡黙な父親だったり、嫌みたっぷりの寡黙な上司のイメージが強い気がします。
(うちの大学図書館内にて。図書館ならではのクリスマスツリー)
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古本収穫 [2021年ドイツ]

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 世界各国に住む日本人コミュニティー内の「メルカリ」のような掲示板があって、中古品が各地で売買されています。デュッセルドルフは日本人の数が多いので、もちろん色々な物が掲示板に載っています。駐在員の人も多く、「良質」な家具が手頃な価格で販売されているので、結構私も頻繁にチェックしています。特に、年末、年度末は帰国等で引っ越しが多いのか、掲示物も多くなります。中でも、日本語の小説が出ていないか私は見ています。頻繁に出品されているのは、やはり東野圭吾、司馬遼太郎、池井戸潤(ビジネスマンが多いからなのか)。この掲示板で私も古本を買っているせいか、5年近くのドイツ滞在なのに、本棚には司馬遼太郎の作品が増えてきました。

 先日もたくさんの本が出品されていて、ついつい買ってしまいました。この写真の本プラス4−5冊で、3€ぐらいでした。写真には再読の作品もあるけれど、未読もあり。特に「64(ロクヨン)」は気になっていた作品です。ドイツの書店の「推理小説コーナー」で目立つところに、この「64(ロクヨン)」のドイツ語翻訳が並んでいたことがありました。私は知らない作家だったので、(ドイツ語は読むのに時間がかかるから)原語版を探していたのでした(調べてみると、「クライマーズ・ハイ」を書いた人でした)。日が短い冬の今、読書にぴったりの季節になりました。
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最後の三種の神器? [2021年ドイツ]

 今のアパートに引っ越してきて、冷蔵庫、洗濯機、ヨーグルトメーカーと色々家電を購入してきて、自分なりの「三種の神器」が揃ったのでした。買い物があまり好きではない私、10月までズルズル買わずにいたある家電があり、友人達からも「まだ買ってないの?」と言われる始末でした。ようやく購入したのはレンジ。オーブンは別にあるので、日本で使っていたような高性能の電子レンジオーブンではなく、まさに暖めるだけのレンジを探していたのでした。それでも値段はピンキリで、「暖めるだけ」の機能を探していても、かなり迷いました。よく分からないので、SHARPのものを購入しました。

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(手前が新しい棚)
 元々、食材を保存したり置いている台車のようなものがあり、それがレンジを載せるのにぴったり。その台車をレンジ設置に使うため、別に食材を保存する新たな棚/台が必要となりました。その棚を同時に購入し、レンジと共に届きました。この棚を組み立てないと、レンジの設置も出来ません。通勤が始まったり、色々バタバタしていて、届いた物を放置すること数週間。ようやく重い腰を上げて、棚を組み立て、先日、ようやくレンジを設置することが出来ました。レンジ、新しい棚がキッチンに設置され、少し物が多くなった気がします。が、レンジで簡単に食事を温められるので、楽にはなりました。

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(レンジをついに設置!)
 レンジを設置したことでようやく生活に必要な家電が一通り揃いました。と思ったのもつかの間、今度はアイロンの調子が悪くなりました。元々中古で5€で購入し、既に5年近く経つので、寿命でしょう。各社のアイロンを比較して、どれを購入しようか迷っているところです。
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風邪対策 [2021年ドイツ]

 ここ数年、半年に一度風邪で寝込むことがあります。ただ、重症化したり、他の病気にはならないので、年2回で済んでいる、ということでしょうか。日本から持参した葛根湯で、風邪には対応していたのですが、帰国できず、もう手元にありません。そのため、風邪をひいた時は、ドイツ式の風邪療法を使っています。とにかく寝て、ハーブティーを飲む、というものです。効いているのかよく分かりませんが、治っているので、一応効果はあるのでしょう。

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(噂のお酒の薬)
 日本だと、風邪をひくと、簡単に病院へ行くことができました。が、こちらでは基本医者にかかるときは予約が必要なので、風邪は寝て治すが基本。もし重症化したらどうするのだろう、と思い、ドイツ人の同僚に聞いてみると、「お酒で治す」とのことでした。最初冗談だと思ったのですが、ドラッグストアに行ってみると、同僚が言っていた「お酒」が売られていました。元々修道院で作られていた薬酒で、Klosterfrau Melissengeistと呼ばれ、アルコール度数79%!このお酒5−10ml(一日25mlまで)に対して、倍の水の量を飲むそうです(一日1−3回)。水を倍の量飲むといえども、お酒が弱い私なんかが飲んだら、風邪を治す以前に倒れてしまうような気がします。13種類のハーブが混ざっているので、同僚曰く「苦いけれど、よく効く」のだそう。今のところ、このお酒/薬を試すほどの風邪にはなっていないので、これからも試すことがないよう生活していきたいです。
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定期券と移動 [2021年ドイツ]

 早速、定期通勤が始まったわけですが、最初の週は全く検札に遭いませんでした。定期を使っていないころは2週間に1度、研究室へ行っていて、その時は往復の1度必ず検札に遭っていました。定期を購入した途端検札に遭わないというのは不思議なものです。定期券を購入したのはもちろん、交通費削減のため。ドイツは普通のチケット料金が(かなり)高く設定されております。例えば、今住んでいるところから大学まで電車で30分ほどかかり、正規料金だと6€。正規料金よりは少し安くなる4枚回数券をこれまでは使っていました (22,5€)。普通の定期だと100€ほど。今使っている「通勤」定期は月90€ちょっと。一番安い定期だと(混雑緩和のため)午前9時以降から使用可能の通学/通勤定期(84€)。9時以降に移動開始だと少し遅いので、以前紹介した「通勤定期」を買ったのでした。

 ドイツの定期で面白いのは、料金が安くなるだけでなくちょっとした特典がついてくること(学生定期も同様)。平日19時以降と週末は終日、同じ定期で自分とプラスもう一人を一緒に乗せることが出来るのです。これはコロナだからという特典ではなく、以前から存在するもの。夜はなるべく交通機関を使って移動してください、ということなのでしょうか。また、普通料金だと追加料金になる自転車持ち込みが定期利用者は無料になります。「人間一人」ほどの料金ではないのですが、自転車持ち込みの際は追加自転車チケット(3.6€)を購入する必要がありました。距離関係なく、24時間有効のチケットです。ただ、そこまでして自転車を持ち込むことはないかなあと思っていました。定期利用一週目は自転車を持ち込んで移動をしていました。大学−大学最寄り間は今までバスを使っていたので、自転車を持ち込むことで、時間を気にせず移動を出来ました。ただ、電車の運行状況がかなり不安定なドイツ、自転車を持って駅構内をウロウロするのはなかなか大変なのも事実。結局、自転車2台目を購入し、大学最寄り駅に置いていくことにしました。

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(大学最寄り駅に置いている自転車)
 盗難が怖いので、1台目同様、中古の自転車を買いました。ドイツにあるメルカリみたいなサイトで様々な物が売っているので、そこで無事に購入出来ました。ドイツの自転車は色々サイズがあって、(タイヤの大きさで表現する)は28インチ〜が主流。私は26インチがギリギリ乗れるぐらいです。26インチより小さい、24インチもあると言えばあるのですが、タイヤがかなり小さくなって、車道兼自転車道で乗るときにちょっと怖いので、26インチに載っています。28インチと比べると、中古品市場に出回っているのは少ない26インチですが、無事にいくつか見つけることが出来ました。今回2台目として買ったのは45€だったけれど、なぜか値引きしてくれて40€でした。ただ、普段使っている自転車とブレーキの形が異なっていて慣れるのに少し時間がかかります。2台目がいわゆる「普通」のブレーキで、左右ハンドルを握るとブレーキがかかる仕組み。普段使っているのは、前輪をハンドル、後輪はペダルを逆回転させて止める仕組みになっています。そのため片方のハンドルにしかブレーキがついていません。こちらも慣れるまで時間がかかったけれど、両手に力を入れなくても停止出来るので、今ではこちらのブレーキにすっかり慣れてしまいました。久々に「普通の」ブレーキ方式の自転車に乗ると、無駄にペダルを逆回転させて、「自転車が止まらない!」とちょっと焦ってしまいました。
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定期券を購入 [2021年ドイツ]

 うちの大学でも9月末でとりあえず在宅勤務が終了しました。今後も必要な場合、在宅勤務可能という方針になったようです。ただ、私の研究室はコロナ前から在宅勤務の人が多く、特に勤務形態に大きな変更なし、という感じです。私はせっかく研究室があるので、研究室で仕事をしたいなあと思い、徐々に在宅勤務解除へ。1年以上在宅で、この働き方に慣れてしまったので、今月はとりあえず在宅。来月から研究室へ定期的に通うことにしました。

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(購入した定期)
 この通勤に向けて大事な作業が、定期券の購入。まさに何年かぶりの定期券です。今までは、自転車通学/通勤だったので、悪天候以外、公共交通機関を使うこともありませんでした。ただ、引っ越してから勤務先が遠くなり、電車を使わないと行けない距離になりました。そして、今回ドイツで初めての「通勤定期(会社定期)」というものを買ってみました。大学からのサイン(勤務しているという証明)があると、普通の定期よりは若干安くなるというもの。購入した日すぐに使えるというものではありません。毎月1日から使用可能で、申し込みは前の月の10日までにしなくてはなりません。例えば、11月1日から使用であれば、10月10日までには手続きを完了しなくてはならないというもの。来月に向け、今月無事に手続きを終えたのでした。
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窓の距離 [2021年ドイツ]

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 以前、窓掃除の話を書きました。ドイツで、なぜこれほどまでに窓掃除にこだわるのか、考えてみたところ、歩道と窓の距離に関係しているような気がします。日本で一軒家はもちろん、アパートでも、公道/歩道から窓まで距離があります。ただ、ドイツは歩道のすぐにアパート、(地上階の)窓も、写真のように歩道に面している場合がほとんど。人目により付きやすいから、窓の掃除がここまで奨励されているのかな、と思いました。

 また、歩道を歩いていると、窓から部屋の中が丸見えという場合もあります。逆にその窓から顔をだして、道を観察している老人もたまに見かけます。これに慣れておらず道を歩いていると、自分の頭の横にある窓から人影が見えたりして、びっくりすることがたまにあります。私は最上階に住んでいるので、もちろん、人が窓の横を歩くということはありません。ただ、ホテルの真っ正面に住んでいるので、「サスペンス映画の始まりか」というぐらい、向かいの部屋がよく見えます。コロナ下でホテルに閑古鳥が鳴いていたのですが、ここ最近ホテルにも来客が増えてきました。
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献血その後 [2021年ドイツ]

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 以前、大学病院で献血をした話を書きましたが、先日、その病院から「あなたの献血について」というメールが来ました。何か自分の血液に問題があったのか、ちょっと心配になりました。が、内容を見てみると、「9月末に献血してもらった血液は、10月2日の手術患者に使われました」と書かれていました。一応、患者さんは、「この輸血のおかげで深刻な状況を抜け出した」と表現されていましたが、どんな深刻な状況をどう抜け出したのか、詳細はよく分かりません。ただ、自分の血がちょっとでも役に立ったようなので、嬉しいです。自分の血の「その後」についての情報はもらったことがなかったので、不思議な感じはしました。ただ、自分の血がはっきりとした日付に使われたということが分かったので、悪い気はしませんでした。「次回、献血が可能な日の10日前に再度メールをします」とも書かれていたので、更なる献血を促進する試みではあるのでしょう。

 実際に需要が多いのか、または血も新鮮さが大事なのか、理由はよく分かりませんが、献血から2週間しない内に使用されたようです。これは個人的に、思った以上に早いサイクルでした。確かに保管にコストはかかるので、病院側としては、早く使ってしまいたいという事情もあるのかもしれません。もちろん、輸血に使われたので、献血した私の血は、基本的な検査は通過し、問題なしということもこれで分かりました。ただ、検査した際に、血液型も判明しているはずけれど、これはメールに書かれていませんでした。血液型は確かにドイツでは不必要な情報なので、当たり前といえば当たり前。もちろん、自分の血液型が変わっていることはないと思うけれど、若干気になります。
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