古本収穫 [2021年ドイツ]
世界各国に住む日本人コミュニティー内の「メルカリ」のような掲示板があって、中古品が各地で売買されています。デュッセルドルフは日本人の数が多いので、もちろん色々な物が掲示板に載っています。駐在員の人も多く、「良質」な家具が手頃な価格で販売されているので、結構私も頻繁にチェックしています。特に、年末、年度末は帰国等で引っ越しが多いのか、掲示物も多くなります。中でも、日本語の小説が出ていないか私は見ています。頻繁に出品されているのは、やはり東野圭吾、司馬遼太郎、池井戸潤(ビジネスマンが多いからなのか)。この掲示板で私も古本を買っているせいか、5年近くのドイツ滞在なのに、本棚には司馬遼太郎の作品が増えてきました。
先日もたくさんの本が出品されていて、ついつい買ってしまいました。この写真の本プラス4−5冊で、3€ぐらいでした。写真には再読の作品もあるけれど、未読もあり。特に「64(ロクヨン)」は気になっていた作品です。ドイツの書店の「推理小説コーナー」で目立つところに、この「64(ロクヨン)」のドイツ語翻訳が並んでいたことがありました。私は知らない作家だったので、(ドイツ語は読むのに時間がかかるから)原語版を探していたのでした(調べてみると、「クライマーズ・ハイ」を書いた人でした)。日が短い冬の今、読書にぴったりの季節になりました。
2021-12-17 02:16
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コメント(2)
国盗り物語をネズミが齧った感じがある。
斎藤道山編と信長編かな、良かったと思うなこの作品。
でも司馬さんの作品の主人公は、みんな好きになってしまう。
そしてちょっと悲しい、だから読んでいて良いのかもしれない。
がぁーっはっはっは、総盗りじゃぁ~、という主人公はいない。
それがいいんだ、喜怒哀楽、悲しいけど楽しからずや。
河井継之助は哀しいけれど、映画化されたのを待機中。
日本人コミュニティー内の「メルカリ」のような場所、重宝ですね。
by tommy88 (2021-12-22 11:24)
ドイツ版メルカリ(?)は便利ですね。日本人コミュニティー内なら安心。海外のもので使用すると、悪質なものがより多く混同していそうと思ってしまうのは偏見でしょうか。
by Mi (2021-12-23 17:34)