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ストでも通勤 [2024年ドイツ]

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(平日の朝。普段なら人がいっぱいだけれど、ドイツ鉄道スト中はほとんど人が居ない)
 ストはフランス(と昔のイギリス)の「国民スポーツ」だと思っていたら、ドイツでも割と多くなってきました。ドイツ鉄道のストは今年に入ってから、既に2−3回はやっている様な気がします。1月下旬は6日近いストで、「(ドイツ鉄道)史上初」の長さだった様。新幹線の様な高速列車は全て運休、鈍行/普通列車は本数を減らして運行という感じです。そのため、ストの日はどうしても用事がある場合は、車通勤、リモートに切り替え、という人が多くなります。出張がある日に、ストが直撃すると色々大変ですが、私はドイツ鉄道のストでも割と大学に行っています。というのも、車を持っている人は迷わず車で通勤してくるので、ラッシュアワーでも座れるし、遅延もそこまで多くない、とストの間は、割と快適な旅になります。

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(近距離交通機関がスト中)
 逆に不便になるのは、近距離公共交通機関がストをした時。先月も一度、2月も既に一度ストがありました。大学へ向かうのは、最寄り駅からバスまたは路面電車なので、のストがあると、徒歩または自転車で向かうことになります。近距離公共交通機関のストの日に雨、となると、私は大学へ行くのはおとなしく諦めて、リモートに切り替えています。コロナが一段落してリモート/在宅はしなくても良いかな、と思っていたけれど、今年に入って予想外にリモートをしなければならない日が増えてきました。
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tommy88

STRIKE ストライキ 放棄
日本では殆ど馴染みがなくなりました。
かつては国鉄の労組が、動労がストを打ちまくっておりました。
国鉄が末期症状のころにはストが仕事のようでした。
1960年代から70年代にかけて、学生運動と共に過熱しました。
マル生に対し、国労・動労、全逓が激しく抵抗しました。
マル生=生産性向上運動に対して、「反マル生闘争」です。
スト権ストまで登場して過熱しました。
国鉄の組合はかなり過激で、最終的に大量解雇に繋がっています。
郵便局の方(全逓)は資金枯渇で弱体化。
よって国鉄のような過激な闘争は出来ずに、結果的に大量解雇なし。
明暗を分けていますが、反マル生闘争は市民の共感はなかったはず。
過激にやり過ぎちゃって、ストライキに関する萎縮が発生。
その後に多くのストライキは見ていない気がします。
飛行機会社がストを打っても、管理職で回せるようになってますし。
その後、しらけ世代が発生します。
学生運動が鎮火したのちの、政治的に無関心な世代です。
大学紛争やデモなど、政治的な活動が活発だった時代の後。
しらけ世代は、1950年~1964年生まれとされています。
欧米のようにストを打って世界を変えようとは思わなくなりました。
どうせやっても無駄、そんな時代が到来しました。
ストライキや学生運動、見なくなりましたね。
日本は、過激にやり過ぎて粛清され、萎縮し、良い子になりました。
電車はただひたすら定時発車を目指し、事故以外は休まず運転。
権利の主張よりも、我慢を重視。
ストは不便になると、利用者は怒り、共調はしなくなりました。
労働組合への加入率は激減し、管理職天国の日本です。
ずっとこの国ではスト中止。

by tommy88 (2024-02-18 20:53) 

tommy88

Australiaでは、医療関係者のストもどきがあったそうです。
交通機関が止まることはほとんど無いと言っていましたね。
ストをやるよーというところまでで、先に対応があったためやらずに済んだとか?

byMi
by tommy88 (2024-02-23 14:03) 

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