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2021年振り返り [2021年ドイツ]

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(ドイツのクリスマスマーケット定番はホットワイン。子供用は「キンダーパンチ」と呼ばれ、ワインの代わりにジュース。2年ぶりのクリスマスマーケットが開催され、例年以上に私はキンダーパンチを飲みました)
 毎年恒例だった10大ニュースだけれど、今年は少し形を変え、「振り返り」にしようと思います。2020年から続くコロナで、2021年もなかなか動けない年でした。それでも、今年は私にとって「変化」の年でした。

 一番大きかったのは、引っ越しでしょうか。昨年からのコロナで先行き不透明でしたが、仕事の契約(延長)が決まった時点で引っ越しを決断したのは間違いではありませんでした。レストランやカフェの数が今の場所の方が断然に多いし、コロナのルール制限があっても、美味しい物やコーヒーにありつけるのは嬉しいです。コロナ下での引っ越しはなかなか大変だったけれど、無事にデュッセルドルフでの生活を始めることが出来ました。この引っ越しで大きな買い物も経験したし、洗濯機が暴れ出すという衝撃もあったけれど、無事に新居での生活が始まりました。今月で1年経つけれど、デュッセルドルフにもかなり馴染んできました。

 引っ越しをするきっかけになったのは、他のドイツの大学の知り合いと応募した研究資金を獲得することが出来たから。2020年はその応募(準備)の年でしたが、その研究プロジェクト開始が今年の3月。数年にわたるプロジェクトなので、それに伴って私の労働契約も無事に延長されました(プロジェクトから給料が支給される)。紙面上は、変わらず大学との雇用契約。しかし、自分のプロジェクトなので、(誰からも特に指示を受けず)自分で好きなように仕事が出来ます。自身の裁量で自由に仕事が出来るというのは気持ちが良いです。また、このプロジェクト、私を含む5人のグループですが、同僚との仕事がとにかくやりやすい!

 このグループプロジェクト、現地調査がなかなか出来ず、またイベント等も延長が多かった年でもありました。色々なことが出来なくても、数ヶ月に一度の予算報告はしなくてはならないので、1年中予算の計算をExcelでしていた気がします。今年の分はほぼ給料ぐらいしか使わず、翌年に繰り越しとなりました。そして、今年初のイベントはうちの大学担当(つまり私が企画・運営)でした。一人で準備するのは初めてだったので、緊張しました。オミクロンがはやりだした時期だったので、イベントをやるかどうか最後まで迷いましたが、結局、最少人数で決行しました。オンラインと直接参加のハイブリッド型で、イベント(講演会)をやったのですが、難しかったです。現場とオンラインの雰囲気両方をつかむのが大変で、かなりバタバタしました。ただ、このバタバタした(てんばった)感じ、オンライン上では見えていなかったようで、オンラインで参加した知り合いからは「良いイベントだったね」と言ってもらえました。

 学会(参加)もほぼオンラインで、旅行の数はコロナ前に比べるとかなり少なくなりました。それでも今年後半は、ハイデルベルク(ドイツ)、パリ(フランス)、ジュネーブ(スイス)へ行くことが出来ました。結果的に規制が厳しくなる直前、うまい具合にこれらの国へ入国/出国出来ました。来年こそは、日本を始め、色々なところへ本格的に移動していきたいと思います。

 というわけで、2021年もこのブログを読んでいただき、ありがとうございました。来年もドイツから(ドイツのことにかかわらず)書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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tommy88

人生を振り返ると、あるいは見ていると少し分かることがある。
それは、ギリギリでアウトになる人がいて、主に運がない。
また、ギリギリでセーフになる人がいて、主に運が良い人。
そして、運が良い人は、準備に精を出し、人脈を持っている。
幅広く好奇心を持ち、幅広い人材との交流がある人。
そういう人がしっかり準備をすれば、運よく、ギリギリでセーフになる。
そういう結末を、たくさん見てきた気がしている。
ギリギリでアウトになる人は、仕方がないけど運がないのは事実。

by tommy88 (2022-01-02 23:58) 

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