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やっと半リッターを 後半 [2021年ドイツ]

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(今回行った献血ルーム)
 無事に問診を通過し、いよいよ献血の台へ。今回行ったところはおばちゃんの看護師さんが多くて、とにかくスムーズ!問診の際、指先で採血されるのだけれど、すぐに終わりました。血を見るのが怖いので、目をつぶっていたため、何をどう指先に刺しているのか分からないけれど、気づいたら終わっていました。前回は、あまり上手くない人がやって、針で指先をグリグリやられて思ったより痛かったので、今回はスムーズで良かったです。

 日本の献血は長椅子のような、ほぼ座った状態でやった記憶があるけれど、こちらはほぼ寝た状態で行います。私の腕の血管は細くて探すのが難しい、とよく言われるのだけれど、今回はベテランの技術で、一回で刺してくれました。ただ、私以外に献血者が他に数人しかおらず、看護師の人たちは暇そうで、ずっとおしゃべりしてました。おしゃべりしながらの作業で、間違いがないかちょっと不安でしたが。

 上手く献血が出来るかどうかドキドキしていたけれど、今回は献血機器のエラー音が鳴ることなく、あっという間に終了(10分ぐらい)。ただ、半リッターも血を採られると、起き上がった際に重力を感じるというか、ちょっとフラッとして、体の下の方に血がいく感覚でした。初めてだったせいか、終わってもなかなか帰してくれませんでしたが、無事に終了。

 献血をした後の報酬というか、今後も献血をしてもらう動機付けもドイツでは日本と異なっていてなかなか面白かったです。献血が終了してすぐに言われたのが、「今日献血した血の一部を検査に回します(安全性のため)。その際に血液型も分かります。血液型は次回の献血時にお教えします」ということでした。日本ほど血液型が浸透していないドイツならではです。そのため、問診票にも血液型を書く欄がありません(知らない人がほとんどだから)。血液型知りたさに再度献血に行く人がどれだけ居るか分からないけれど、面白い動機付けだなあと思いました。

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(お礼でもらった映画招待券)
 更なる動機付けとしては、(女性の場合)ここ1年で後2回献血をしたら現金25ユーロ支給とのことでした(ドイツでは、全血献血の場合女性は年4回まで)。そして今回のお礼は、映画招待券でした!今までの献血お礼/プレゼントで一番嬉しいかもしれません。次回(最短で)は12週間後。映画招待券欲しさにまた行ってしまいそうです。そして、ドイツで働き、且つ献血もしたので、わたしにとってドイツはまさに「血/税」を納めた国になりました。
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コメント 2

Mi

映画の招待券をもらえるとは太っ腹!
近所の献血ルームでは、日用品がもらえることが多いです。食器用洗剤は献血でもらえるので、しばらく購入していません。
by Mi (2021-10-06 11:47) 

tommy88

針で指先をグリグリやられたら、誰だって痛いよなぁ。
血税を納める、なるほど、座布団!

by tommy88 (2021-10-14 11:24) 

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