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ついに手を伸ばしてしまいました [2022年ドイツ]

 毎日パン、でも私は結構大丈夫なのですが、自炊となると、慣れている料理が日本で作ったことのあるもの、となります。となると、自ずと白米に合う食事となります。そこでドイツ来た当初から使っていたのがMilchreis(ミルクライス)という、ドイツではデザートに使われるお米です。牛乳で炊いて、砂糖やジャムをかけて食べるようです。私は白米がデザートになる感覚が無いので、主食として使っています。学生の頃はあまりお金が無くて、500g(50セント)の、このMilchreisをご飯として食べていました。タイ米だとこちらでも食事の付け合わせとして食べるので、1袋1kgで売っています。が、Milchreisはデザートの位置づけなので、1袋500g販売が基本です。

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 Milchreis、炊きたては、日本のご飯のように、「べたべた」(タイ米のようにサラサラしていない)しています。が、日にちが経つと、パサパサになってくるのも事実。私は週末に作り置きをして、平日はほとんど料理しないスタイル。なので、ご飯も金曜日ぐらいになると、かなりパサパサになってしまいます。また、Milchreisも年々値上がりしてきて、今では500g、1ユーロ近くになりました。そこで別の美味しいお米を探そう、と思い立ちました。ドイツに住む日本人のブログを読んだり、知り合いに聞いてみると、イタリア産こしひかりの「ゆめにしき」が手頃に買えるということを知りました。

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 天気が良い日、サイクリングがてらアジアスーパーが並ぶエリアに行ってみると、ちょうど一店がセールをやっていて、ゆめにしき5kgが20ユーロ(2022年11月レートで大体2900円ぐらい)で売っていました。迷うことなく購入し、早速圧力鍋で炊いていました。「日本のご飯!」という感じで美味しかったです。ただ、圧力鍋で炊くとこびりついてしまったので、今後もう少し調整を重ねて、調理後鍋を洗いやすくしたいです。今回はちょっと長めに炊きすぎたのが原因のような気がします。そして、数日経っても、パサパサにならず美味しいままでした。ちなみに、欧州産、となっているけれど、イタリア産。さすが、リゾットの国、でしょうか。
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新手の詐欺? 後半 [2022年ドイツ]

 月曜日、電話をかける時になって、不安になったのは、どうやってこのオリーブオイル会社に説明するか。注文していない、と私がいくら言っても、請求先は私の名前なので、私が電話をかけても販売先からしたら「あなたが請求書の宛先ですけど?」となってしまいます。メールで、注文書が来ていない、つまり、「無い」ことを証明するのも難しいし。このオリーブオイルの会社が対応してくれなかったら、どこに電話すればよいのか。「犯罪」が起こったのは、ドイツだけれど、犯人がイタリアに居たら、どうなんだろう?と、犯罪ドラマの見過ぎか色々想像してしまいました。

 営業時間になったらすぐに電話して説明してみると、案の定、「商品が届いたんですよね?あなたは請求書受け取り人本人ですよね?何か問題でも?」と言われてしまいました。ただ、その後すぐに、「でも注文者はRさんですよ」と言われました。このRさん、同じアパートの住人で、私のお向かいさん。「あっ、それなら知っている人です」と答え、そのまますぐ電話は切りました。とりあえず、知り合いが注文したと知ってちょっと安心。お互い長期でアパートを空ける際、郵便の管理をする仲です。多分Rさん、休暇に出るかなにかで、荷物を受け取ってもらえるように、送り先を私の名前にして、私に言い忘れたのかもしれません。ただ、私の名前で請求書が来ているので、「ネズミ講とかだったらいやだなあ」ともちょっと思いました。

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(もらったオリーブオイル)
 Rさんに会って、私宛に荷物と送ったかどうか聞いて、状況を説明してみました。「本当にごめん!言うべきなのに忘れてごめん!」と、お詫びにそのオリーブオイル500mlもらいました。Rさん、このオリーブオイルの定期便会員で、「新規」会員を紹介すると、割引なので、それで私を「新規」会員として紹介したのだけれど、言うのを忘れていた、というのが結末でした。フライパンにしく油として使うやつではなく、サラダにかけたりする、良質なオリーブオイルでした。使ってみるとやはり美味しかったです。私は図らずもこの会社の名前を知ることになったので、このオリーブ会社にとっては、無事に良い宣伝となったのでした。
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新手の詐欺? 前半 [2022年ドイツ]

 友達の家へ出かける前、バタバタしていた土曜日11時頃、チャイムが鳴りました。「荷物なので、(玄関に)置いてきます」と配達の人から言われました。荷物を注文した覚えはないけれど、と思いながら、下へ行くと、聞いたことの無いイタリアの会社名入りの段ボールの荷物。差出人も書いておらず(のちに分かったのはこのイタリアの会社)、若干不思議な荷物でした。が、すぐに、「あっ、数日前に購読を再開した新聞からのお礼かな?」と思い、自分のアパート宅へ運びました。前回、同じ新聞を購読した際、「お礼」としてワインが届いたので、似たような謝礼だと思ったのでした。その時は、ワイン1本だったけれど、今回はちょっと箱が重ため。

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(謎の荷物)
 中を開けてみると、なぜか振り込み納付書が。なんとなく、嫌な予感がして、箱の中に入っている手紙を開けてみると、請求書が。しかも私の名前!オリーブオイル3Lの荷物でした。そもそもこのイタリアの会社(オリーブオイル販売会社)を知らないし、オンライン注文をする際、私は全てクレジットカード払い(たまにオンライン振り込み)。納付書がそもそも来ることが珍しいのでした。この会社を調べてみると、不審な感じはなく、ヨーロッパ各国に展開している、普通のオリーブオイル会社でした。この会社による詐欺の可能性は低くなりました。寝ぼけていた記憶はないけれど、よく分からないところをクリックして注文したのかな、と自分のメールボックスを見てみるけれど、「注文確認」のメールも見つからず。一番怖い、クレジットカードと銀行口座を見ても、不審な使用履歴無し。もう一度請求書を見てみても、(オンライン注文の場合)携帯電話番号やメールアドレスが記載されていません。ここから分かることは、注文した誰かは私の名前(ただフルネーム)と住所しか分からない、ということ。

 納付書を送りつける新手の詐欺か、と思ったけれど、注文した商品が届いているのは私の家。建物に入り、私の部屋を見つけ出し、忍び込むしか商品を手に入れる方法がありません。こんな手の込んだことをする可能性は低いので、注文した商品に対して何か目的があるわけではないよう。じゃあ、何が目的なんでしょうか。この時11時半、土曜日のカスタマーセンター営業時間は12時まで、とりあえず、このイタリアのオリーブオイル会社に電話してみました。何となく予想出来た事ではあったけれど、「営業時間外なので対応出来ません」との自動音声が。もちろん、ドイツとイタリアに30分の時差はありません。早くコールセンター閉めちゃった、ということでしょう。もちろん、日曜日は営業してません。クレジットカードに不正な動きはないので、とりあえず月曜日まで待機することにしました。
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ベトナム旅 あとがき後編 アパート&トイレ事情 [旅’20-]

 今回、ホーチミンでAirbnb、ハノイでホテル、ハノイでAirbnbと、3ヶ所の宿泊施設に滞在しました。3ヶ所とも、居心地が良さそうで、ある程度交通の便が良いところを条件に見つけました。ただ、3ヶ所探す時にあまり意識していなかったのがトイレ。ホーチミンもハノイもある程度大都市なので、水洗ではありましたが、滞在先3ヶ所ともトイレットペーパーは流せませんでした。観光地だと流せる場所もある、と書いているガイドブックもありましたが、私は見かけませんでした。モールのキレイなトイレでも、トイレットペーパーは流せません。

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(左のゴミ箱が使用済みトイレットペーパー用)
 じゃあどうするのか、というと、ゴミ箱が大抵便器の横に置いてあって、そこに使用済みのトイレットペーパーを捨てる、という形になります。私は全くこれには慣れていないので、ぼーっとしていると、そのまま便器にトイレットペーパーを流しそうになってしまいます。

 2017年に、初めてベトナムへ行って、「トイレットペーパーをまだまだ流せない地域が世界にはあるんだ」と再認識しました。が、同年行ったアテネも同じように、「トイレットペーパー流すの禁止」と書かれた場所が多くて、かなりびっくりした記憶があります。今回、1ヶ月ベトナム式トイレで生活しましたが、フランクフルトの空港で使ったトイレで、「紙を流してもいいんだ」と思った時はちょっとホッとしました。
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ベトナム旅 あとがき前編 ビザ申請 [旅’20-]

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 今回、初めてベトナムのビザ申請をオンラインでやってみました。申請するのは2回目。日本のパスポートだと、2週間ビザ無しで行けるのですが、1ヶ月滞在予定だったので、1ヶ月の観光ビザが必要でした。前回も1ヶ月滞在だったのですが、東京にあるベトナム大使館でやってきました。代々木八幡という、行ったことも通過したこともない駅が大使館の最寄り駅。確か住宅街に大使館があって、結構分かりづらかった記憶があります。ただ、駅周辺はチェーンがあまり無い商店街があって、なかなか良い感じでした。その時は、滞在先の住所、往復分の航空券、等々持参したけれど、申請書とパスポートを一緒に出し、申請料を払ったら、すぐにビザをパスポートに貼り付けてくれました。帰りの航空券チェックもなく、かなりあっけなく終わりました。

 が、今回は、ドイツからオンライン申請。不具合があったらどうしよう、と色々不安でした。前回同様1ヶ月の観光ビザの申請でした。厳密に言うと、「研究」目的だけれど、穏便に済ますため、「観光旅行」と書いておきました。オンライン申請といっても、基本情報を記入するだけ(出発日、パスポート番号等々)。特に問題なかったのですが、若干引っかかったのが「宗教は何ですか?」という質問。この手の質問は毎回、ドキッとします。フランスやスイスのビザ申請では聞かれた覚えはないけれど、ドイツの住民登録で聞かれてドキッとした感じと同じでした(税金の関係)。私は、信仰している宗教は特にないけれど、無神論者(Atheist)というほどでもない、という感じです。ドイツでは「無宗教」で登録しています。

 ベトナムの観光ビザ申請も、「無宗教」と書くのか迷ったのですが、無難に仏教、と書いておきました。ベトナムの知り合いに聞いてみると、「別に無宗教と書いても大丈夫だったと思うよ」と言われてしまいましたが。1ヶ月観光ビザなので、もちろん、問題が無いと分かっていても、やっぱり正式にメールで結果が来るまではちょっとドキドキしていました。営業日3日ほどで無事に届きました。
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スーパー巡り [旅’20-]

 私は海外へ行くと、スーパーへ行くのが好きです。値段調査というか、地元の人がどんな物をどんな値段で買っているのか、またどんな人が働いているのか、見に行くのが好きです。今回もハノイで1日インタビューが無い日があったので、ちょっと遠出して(といってもバスで40分ぐらい)大きめのスーパーへ行ってきました。

 私が滞在していたのは、観光地近くで、ハノイ市の中心地だったので、コンビニぐらいしかありませんでした。やはり、ドイツに無い/値段が高いフォーのインスタント麺やお茶の種類が色々揃っているのは大きめのスーパーだろう、ということで、少し調べてみました。

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(ハノイのAEON)
 ググってみると、「AEON」という懐かしい文字が。ベトナムのAEONで、どんな物が売っているか見てみたいなあと思い、行ってみることにしました。コンシェルジュ付きの、「ザ・お金持ちマンション/ビル」の1階にAEONが入っていました。TOP VALUEコーナーもあって、日本のAEONと変わらない感じでした。日本食も色々売っていました。

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(元々買う予定だったベトナムのお茶やコーヒー)
 (急激な)円安で、計算がちょっと難しかったのですが、まず、ベトナム・ドンとユーロで計算。すると、ドイツで購入する半分以下ぐらいの値段。大体の感覚で、日本で買う値段の倍〜3倍がドイツの値段なので、(判断が難しいけれど)ほぼほぼ日本のスーパーの正規料金で買うのと変わらないぐらい、でした。もちろん、ベトナム人の感覚からすると、これは「かなり高級品」の値段ではあるのですが。おにぎり、弁当、お総菜コーナーもあって、久しぶりにおにぎりを買おうかな、と思ったら、「日本には無いおにぎり」ばかりで、がっかり。ベーコンやかにかまが入ったものばかりで、日本の「定番」おにぎりはなぜか売っていませんでした。

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(色々買った日本食)
 ベトナムのお茶を買うのが目的だったけれど、色々日本食も買ってしまいました。味噌が重いのが若干気になるけれど、スーツケースにはあと2キロ余裕があるので、大丈夫でしょう。と思っていたら、あっ、その前にパインセオ(ベトナム風お好み焼き)の粉を800g(400g×2袋)分、購入したの忘れてた!
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 パインセオの粉は結局機内持ち込みへ。ただ、結果預ける際に計ってみると、800g、ちょうどパインセオ分の余裕がありました。
(預ける荷物は1個、23キロまで)
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映画ロケ地? [旅’20-]

 たまに、アメリカのスパイ、007シリーズ映画を見ていると、怪しいアジアの街で秘密の情報をゲットしたり、犯罪組織を追跡、みたいなシーンが登場します。タイや香港がロケ地、というイメージです。ただ、今回ベトナムに来てみると、「ベトナムのセット」みたいな風景/ロケーションを見かけることが度々ありました。

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(カフェ内)
 例えば、このカフェ。内装は写真のように、一見普通の「アジア風喫茶店」のようです。

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 ただ、このカフェの入り口は上の写真ような感じ。待ち合わせ場所でこのカフェを指定されたのですが、正直「カフェ」らしきものが見えず私はちょっと焦りました。標識には「Ca Phe(カフェ)」と書いてあるけれど、内装はどう見ても洋服屋。住所と店名は合っているのに、また、店名を事前に調べた感じではオシャレなカフェのイメージだけれど、入り口は洋服屋。とりあえずこの洋服屋に入ってみると、奥に廊下がありました。写真では分かりづらいけれど、店内オレンジドレスの裏側に細い廊下があったのでした。

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 その廊下がまさに上の写真。この廊下を抜けると、スパイが探している情報キーパーソンが居てもおかしくないなあという感じでした。この廊下を抜けると、写真1枚目のようなカフェにたどり着けるという訳です。

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 ちなみに、このような通りもジェームズ・ボンドなんかが走って、建物から建物へ移動して、敵グループから逃げているイメージにぴったりです。
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ベトナムで食べた その3 [旅’20-]

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(生春巻き)
 記事「ベトナムで食べた その1、その2」と、系統の違う、私が美味しかったものを紹介しました。共通しているので、「巻く」こと。ベトナム人曰く、「(食事で)巻きものが無いと不安になる」そうです。私はおかずにご飯がないと不安、になるのですが、ベトナムではそれが「巻きもの」ということなんでしょうか。もちろん、ベトナムの春巻きも色々食べてきました。私が一番好きなのは、生春巻き、です。揚げた春巻きも好きですが、最近は、生春巻きの方が好きです。

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(バインクオン)
 そして今回、初めて食べた「巻き」が、バインクオンというベトナム北部の料理。一番似ている料理は餃子、でしょうか。米粉の生地で、肉を包んで食べる料理です。一瞬ラザニアの麺のような感じだけれど、生地を蒸して作ります。調理方法はちょっとクレープに似ていて、薄く生地を丸い鍋にのせ、蒸し、それで具材を包み込む、という感じです。ナッツを上に振りかけていて、出来上がりは正直あまりキレイな見た目ではないけれど、不思議な生地の味です。餃子の皮と同じぐらいの厚さだけれど、結構腹持ちが良い感じです。調べてみると、発酵させた米粉汁が生地のようです。
(分かりづらいけれど、生地を作っているところ)
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ベトナムで食べた その2 [旅’20-]

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(生地を焼いているところ)
 多分、私が一番好きなベトナム料理がパインセオというベトナム風お好み焼き。ベトナム国外でなかなか食べづらいというのが一つかもしれません。ベトナム滞在中、結局週一で食べていました。ガイドブックにも出ている、Bahn Xeo 46Aというお店があるので、再び行ってきました。2017年にも行って、なんとなく記憶を頼りに、「コロナで潰れちゃってないかな?」と少し心配になりながら行ってきました。コロナで更に出前が発達し、この店も、ひっきりなしに出前が取りに来ていました。

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 生地は、米粉とココナッツミルクで混ぜてたもの。生地が薄いので、見た目はクレープっぽいです。が、豚の薄切り、中身がモヤシ、なので、私からするとお好み焼きです。これを更に、レタスで巻いて食べる、のがこちらのお好み焼き。ソースはないけれど、ヌクチャム(写真真ん中の汁)に浸して食べます。このヌクチャム、色々な料理についてくるのですが、酢、ミント、魚醤、ライムが入った「ソース」。酸味系のものが多く入っているので、この「ソース」につけることで、さっぱりした味になります。まさに「南国」という感じの味です。サイズがかなり大きいので、これ一枚で結構お腹いっぱいになります。
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