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新しいドイツのデビットカード [2023年ドイツ]

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(表面は無地で、裏に名前等が書いてある)
 滅多に使わないけれど、新しいデビットカードが届きました。デザインがシンプルで格好良かったです。これはドイツで言うGiro Card/EC-Karteです。日本で言うとデビットカードより更にシンプルな作りで、まずカード番号がありません。厳密に言うと、番号は書いてあるのですが、クレジットカードの様な番号は書いていないです。だからオンラインショッピングでは使えず、お店やレストラン等でしか使えません。クレジットカードよりは(加盟店側)手数料が低いので、小さな個人経営の店や飲食店とかで「現金とGirocardのみ受付」としているところがあったりします。そういう場所以外でこのGirocardを使うことはないので、ほとんど財布に入れているだけになっていました。ただこのカードも一応有効期限があるので、その期限が切れそう、ということで新しいカードが届いたのでした。

 また、ドイツでは月末に支払いがまとめてくる「クレジットカード」が主流では無くて、「デビットカード型」のクレジットカードがメインです。クレジットカードとして、Amazon等で利用はもちろん出来るけれど、口座からの引き落としは決済して数日で来ます。クレジットヒストリーをドイツで作るという目的等もあって、私は日本で言う「クレジットカード」と「デビットカード型」のクレジットカード両方持って使っています。前者はドイツに来た当初に作って、(ポイント交換が便利なので)それを今でも使っています。来た当初はクレジットヒストリーが無くて、クレジットカードを簡単に作れず、日本に居た頃には予想していなかったブランドで作りました。
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10年ぶり近いイギリス出張 おまけ [2023年ドイツ]

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(ホテルで食べた、イギリスの伝統的な朝食「British Breakfast」)
 10年ぶり以上ということもあって、今回イギリスへ向かう際、引き出しに眠っていたポンド紙幣を持参しました。滞在中はほとんどカードを使ってしまったので、現金を使わずに滞在最終日になってしまいました。思い出した様に、空港で保安検査場通過後のカフェで支払いを現金にしました。すると、支払いを担当してくれた人が、首をかしげながら、「このお金はもう使えないです、新紙幣は持ってますか?」と聞かれました。どういう意味だろう、と思い聞いてみると、「この紙幣は古すぎるので、普通のレジでは使えないんです」とのことでした。横に居た店長みたいな人も、(偽札だと思ったのか)蛍光灯にお札をかざしながら、「多分このお札本物っぽいから、郵便局で新しいのに交換出来ると思うよ」と言われてしまいました。結局カードで支払い。セキュリティを通過した後で、交換出来る銀行や郵便局も見当たらず、ポンド紙幣をイギリスに運んで一緒にドイツへ戻ってきただけの旅になってしまいました。

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(マンチェスター空港、保安検査場通過後に郵便局はありませんでした)
 日本だと、1986年発行停止の1万円札がまだ使える様ですが、ポンド紙幣は一番古いもので2016年発行の紙幣が使用可のみ。偽造防止の目的で、紙幣の回転が、(日本に比べて)かなり速かったのでした。私が最後に行った2012年に持って帰ってきたポンド紙幣はもちろん使用不可。2021年に新しい50ポンド紙幣が出て、その前のバージョンは2022年9月に使用停止。郵便局/銀行で一応交換出来るとのことで一安心でしたが、そのことを知ったのは、空港でチェックインし、セキュリティを通過した後。郵便局は無くて、新紙幣との交換は次回の旅へ延期となりました。(私にとって)新しい紙幣は、ジェーン・オスティンやアラン・チューリングが描かれている様なので、見るのが楽しみです。ちなみに、新しくチャールズ3世がポンド紙幣に載るのは、2024年中旬発行のものかららしいです。
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10年ぶり近いイギリス出張 後編 [2023年ドイツ]

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(今回利用したKLM/Air France)
 LCCでない限り、大手の航空会社はロストバゲージの際、何かしらの補填/補償をしてくれるだろう、と思い、航空会社のホームページから調べてみました。荷物が届くまでの間に必要な生活必需品を購入した場合の補償です。最終的に、予想していた通り補償してくれるのですが、とても分かりやすいところにその申請フォームはあるというわけではありませんでした。まあ、遅れの多い航空会社KLM/Air Franceなので、ホームページの分かりやすいところに申請フォームを設置してしまうと、補填の額が大変な規模になってしまうということなんでしょうか。

 と、人生2回目のロストバゲージでした。飛行機に乗る回数は多いのですが、2回で済んでいる、という印象です。ただ、ギリギリの乗り継ぎ、ロストバゲージという組み合わせだったので、やっぱり「イギリスの乗り継ぎと私の相性は良くないかな」となんとなく思ってしまいました。幸運にもフランクフルト空港ヘは電車で1時間半。そのフランクフルトからほとんどの国際便は出ているし、デュッセルドルフからだと、アムステルダム、チューリッヒ等からの乗り継ぎが多いので、イギリス(ロンドン)経由の旅は避けていくことが出来そうです。これまで、またイギリスから足が遠のきそうですが。
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10年ぶり近いイギリス出張 中編 [2023年ドイツ]

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(朝日が見えた空路でした)
 カウンターへ向かうと、受付の人は、「必要事項を記入して下さい」と言って、モニターに案内されました。住所、便名などを入れて、私の選択肢は2つ。目的地の宿泊先へ配達、または自宅へ再送。私がイギリスに滞在するのは、2泊、3日目のお昼にはホテルを出る予定。この時点で午前10時、荷物の配送には、最大48時間かかる、と記載されていたので、最悪の場合、私がホテルを出発した後に荷物が届く可能性もありそう。自宅へ再送を選んで提出しようとすると、「何で自宅再送にしちゃったの?宿泊先に届けるよ」と言われてしまいました。最大48時間配送にかかりそうだし、と言うと、「大丈夫だよ」とよく分からない返事をされて、結局宿泊先へ配送を選択。

 荷物が届くまで、生活必需品(洗顔等々)を購入しなければならないのでその補償はしてくれるのか聞いてみると、「それは分かりません」との一言。というのも、このロストバゲージを担当している会社、運航している航空会社Aではなく別会社B。そして、この荷物の運送を担当しているのも更に別の会社C。グローバリゼーション(の影響だけではないけれど)、請負、請負の連鎖(グローバルな商品連鎖、というのかな)をまさに実感した出来事でした。作業が細分化されているから、情報の共有が必ずしも上手くいっているわけではなく、各自それぞれ動いていく、という感じでした。その証拠に、手続きを請け負っていた会社Bからは、「ロストバゲージの配送は、このリンクから見て、それに関する問い合わせは会社Cに直接してください」と言われました。

 結果から言うと、2日目後半に無事、荷物がイギリス滞在先のホテルに届きました。ほとんど、荷物を詰め直すことなく出発となりましたが、帰りは無事に(直行便だったので)荷物と共にデュッセルドルフへ戻ってくることが出来ました。
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10年ぶり近いイギリス出張 前編 [2023年ドイツ]

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(朝6時過ぎ、真っ暗の中出発)
 今年9月、イギリスへ久々に出張で向かいました。デュッセルドルフ空港からからアムステルダムで飛行機乗り換え、マンチェスター空港、そして電車で2時間、という旅程でした。直行便の時間だと、予定の時間に間に合わないので、朝6時出発の飛行機でした。手荷物を預けたりしないといけないし、セキュリティチェックも時間がかかるので、4時にデュッセルドルフ空港到着を目指しました。空港へ向かう電車も動いていないので、3時半頃にタクシーで空港から行きました。

 学会などもイギリスで無く、旅行の予定もほとんど無く、また乗り継ぎでも利用しないので、10年ぶりぐらいのイギリスでした。2回ほどロンドンのヒースロー空港を過去に利用したことがあるのですが、全2回で結構トラブルがあったので、ロンドン乗り継ぎはなるべく避けてきました。それもあって、10年ぶり近くということになったのでした。

 航空券はKLM/Air France(フランス・オランダの航空会社)で予約。乗り換え時間30分という短さに若干の不安を覚えたものの、「旅行会社が組み合わせた航空券じゃなくて、大元の航空会社が旅程を組んでいるから大丈夫だろう」と思い、予約。その楽観的予想は見事に外れ、10分遅れでアムステルダムに到着。乗り継ぎ時間は残り20分。イギリスというEU圏外へ向かうので、出国手続きをしなくてはなりません。優先ルートで列の前の方に入れてもらって、なんとか待ち時間5分、滑り込み、搭乗ゲートで待っていたバスにギリギリ乗り込んで、乗り継ぎの便に間に合いました。バスのドアが閉まった瞬間に、「あー、預けた荷物は、この一緒の乗り継ぎ便には乗れないなあ」となんとなく思いました。

 到着したマンチェスター空港で、荷物のターンテーブルが止まるまで、自分の荷物を待っていましたが、来ず。すると、空港職員っぽい人が長いリストと一緒にターンテーブルのところへやってきました。待っている私とその他何人かに「名前は?」と声をかけてきました。自分の名前を言うと、「うーん、残念、Bad List(悪いリスト)の方に名前が載っちゃっているね。荷物はこの日の別便で来るよ。その荷物の手配のために、カウンターで手続きをしてね」と言われました。ロストバゲージ、という事なんだろうけれど、面白い表現をするなあと思いながら、カウンターへ。
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自転車放浪記 [2023年ドイツ]

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(親子がよく使っている自転車。前の「かご」に2人ぐらい子どもが乗っている/入っていることが多い)
 私が好きなブログに、自転車が壊れて新しいものを購入した話が書いてあって、「ずいぶんと長距離自転車を押しながら歩いたね」と若干他人事の様に思いながら読んでいました。その数週間後、私も自転車を押しながら放浪することになりました。私は自転車を2台持ちしていて、住んでいるデュッセルドルフでの生活で使う、つまり通勤時に家からデュッセルドルフ中央駅まで向かう緑の自転車が1台目。これをデュッセルドルフの駅前に駐輪し、電車に乗って大学最寄りの中央駅まで行きます。そこの中央駅に置いてある青の自転車、2台目に乗って大学まで行く、という感じです。自転車専用の切符を購入すれば、電車に自転車持ち込みも可能なのですが、遅延でプラットフォームが変更になったりすることも多いドイツ。その際、自転車を持って階段の上り下りはなかなか大変なので、2台持ちという選択肢に落ち着きました。

 とある、帰宅時、勤務先の大学から青の自転車に乗って中央駅へ向かう途中、なんだか嫌な予感。信号で止まると、私の後ろを走っていた別の自転車乗りの人に「後ろのタイヤ、パンクしてるよ」と言われました。なんとなく嫌な予感はしていたのだけれど、その日は時間も無いので、とりあえずパンクしたまま中央駅に青の自転車を停めて、電車に乗り込みます。

 翌日、大学の近くにある自転車(修理)屋へ、中央駅からパンクした青の自転車を押して向かいます。が、その自転車屋、「修理工の人が確保出来ず、修理は今やってません。いつ再開するか見通しが立っていません」の返事。駅前にもそういえば自転車屋があった、と思い出し、また自転車を押して中央駅へ。この自転車屋はしっかりした(高級な)自転車を幅広く販売しているのですが、「うちで購入した自転車のみの修理を行っています」と断られました。同じ駅に、別の自転車駐輪場兼修理屋があるので、そこへ向かうと「修理工の人が病気で、いつ再開するか見通しが立っていません」とどこかで聞いたことのあるセリフが。ざっくり、人材不足、なのでしょうか。大学がある街ではらちがあかないと思い、デュッセルドルフまで(電車に乗せて)自転車を運ぶことに。追加料金を払うことになるけれど、ドイツでは自転車の持ち込み可能。

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 デュッセルドルフ中央駅横にも、駐輪場兼修理屋があるので、そこに持ち込むことに。3回断られて私も知恵が若干付いたので、事前に電話して確認。すると、「予約のみの受付で、最速の予約は2ヶ月後です」とのことでした。自転車の大ブームが来ているという実感はないけれど、需要過多、の状況という感じでした。

 最後の望みで、デュッセルドルフのアパートから一番近い自転車屋へ電話(歩いて10分ぐらい)。すぐに持ち込み可能で、翌日に修理完了、でした。無口な「ザ・職人さん」という感じのおじさんがやっている修理屋さんで結構好きです。別の修理屋だと、お客さんと話が盛り上がって、なかなか自転車を引き渡せない、ということがたまにあるのですが、ここの修理屋は世間話も適当にやって、割とキビキビやってくれます。前回(2年ぐらい前)行った時より広い場所に引っ越し、儲かっている感じでした(修理料金も上がっている感じだった)。青の自転車を修理屋に引き渡して、そのまま路面電車に飛び乗って、デュッセルドルフ中央駅へ。朝、家から駅へ向かうのに使った緑の自転車をそのまま放置していたので、それを取りに行かなくてはなりません。中央駅に路面電車で向い、全く同じルートを今度は自転車でアパートへ戻る、というグッタリする一日になりました。2日ほど、とにかく自転車を押して歩く時間が長かったですが、良い散歩になりました。この2日、雨が降らなかっただけでも幸いでした。
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珍しくワイン試飲会 後編 [2023年ドイツ]

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(発酵途中のワイン、フェダーヴァイサー)
 この日、もう一杯飲んだ私の好きなワインが、「フェダーヴァイサー」、直訳すると「白い羽」という不思議な名前のワイン(の種類)。簡単に言うと、発酵途中のワインです。炭酸ブドウジュースとワインの間、でも限りなくお酒に近い炭酸ブドウジュース、というぐらい甘いです。日本語だと、もろみワイン、と言うみたいです。

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(スーパーで売られているフェダーヴァイサー。分かりづらいけれど、瓶の蓋に小さな穴があいている)
 9月下旬からから10月頃のみに飲めるワインで、且つ輸送に向かない飲み物、という印象を私は持っています。というのも、発酵を続けているワインなので、密封が出来ず、蓋に小さな穴があいているため、横にするとワインがこぼれてきます(瓶にも、「横置き厳禁」と書いてあります)。発酵を続けているため、購入して、日にちが経つと、アルコール度数がどんどん高くなっていきます。アルコール度数は4%から11%なのですが、場合によってはアルコール度数がかなり高い(私にとって)フェダーヴァイサーが出されることもあります。それでも、他のワインと比べるとかなり甘いので、私は秋になるとたまに飲みます。ちなみに、名前の「白い羽」は、飲み物内の白いもの(ぶどう果汁の酵母)が羽に見えるから、だそうです。
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珍しくワイン試飲会 前編 [2023年ドイツ]

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(ワイン生産を支えるライン川、リューデスハイムのワイン畑)
 先日、フランクフルトの近く、リューデスハイム、というところへ行ってきました。ライン川近くの街なのですが、ワインの産地としても有名です。デュッセルドルフもライン川が流れているけれど、同じライン川でもこんなに違うか、というぐらい、ワイン畑が広がっていました。ほとんどワインの試飲などやらない私ですが、この日は珍しく3杯(正確には、ワイングラス1杯、デザートワイングラスで2杯)も試飲して、今年一年分のワインを十分飲んだという感じでした。普段ワインをよく飲んでいる人達は、デザートワインを「甘すぎるからあまり好きではない」と言っていたので、いわゆる普通の赤/白ワインとは系統がかなり違うワインです。ちなみに、一緒に行った人達はこの土地のリースリングの白ワインを飲んでいました。

 私が目当てにしていたのは、アイスワイン、という甘いワイン。名前の通り、「凍ったワイン」です。普通のワインは秋頃にブドウを収穫してワインを生産、となりますが、アイスワイン用のブドウはわざと翌年の1月や2月頃までブドウを放置し、凍らせて(−7度ぐらいまで)、凍った状態でブドウを搾って、糖分の多いワイン、となるようです。この気候条件が揃い、ある程度寒さに耐えて残った実しかこのアイスワインに使えないので、割と生産量も少ないというのも特徴のよう。以前、バイエルン地方産のアイスワインを飲んで、こんなに甘いワインがあるんだ、と思ったので、今回のリューデスハイムでも飲んでみたのでした。やっぱり思っていた以上に甘くて、普段ワインを飲み慣れている人達は「甘すぎる」と敬遠するのも分かる気がします。

 私は種類が飲めないのですが、次に「アイスワイン以上に甘いワイン」と言って勧められたのが、「トロッケンベーレンアウスレーゼ」、通称TBAと言われるワイン。日本語では貴腐ワイン、と不思議な言葉のワインです。アイスワインを作る時より、更に低い気温の状況までブドウを放置し、その時に果実の周りに出来るカビの一種が、ブドウの実を「腐敗」させ、水分を出して、乾燥を繰り返すと、糖分だけがグッと残り(レーズンの様な状態になって)、それを絞って作るのが貴腐ワイン、のようです。この自然条件が揃う場所が少ないし、大量生産に向いているわけでも無いので、ドイツでも限られた地域でしか生産されていないよう。「アイスワイン以上に甘い」と言われるだけあって、私でも飲めるぐらい甘い!不思議な甘さで、なぜか蜂蜜のような甘さがありました。
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債権回収会社からの手紙 おまけ [2023年ドイツ]

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(ライン川)
 この債権回収会社の手紙には「返信用」の用紙も付いていました。私は心配で早めに決着をつけたかったので、電話してしまいましたが、手紙でも対応が可能なようです。債務者側の返信/対応として、いくつかの選択肢が既に印刷されていて、それを自分で選び必要事項を記入していく、という感じでした。いくつか選択肢があることにちょっとびっくりでしたが。選択肢1つ目は、負債を認めて、支払日を記入する方法。これが一番普通というか、スムーズな流れなんでしょうか。2つ目は、負債を認めるが、一括支払い出来ないので分割の申請パターン。3つ目が、支払いは既に完了しているという選択肢。4つ目が、債務を認めない(理由を記入)という選択肢。5つ目が、自分の口座番号を書いて、自動的に引き落としてもらうもの、でした。

 私のケースであれば、3つ目か4つ目にチェックを入れて返信をするのでしょうか。初めて手元に届いた催告状/債務支払い催促状だったのですが、2つ目の項目は切迫した状況が目に浮かぶ選択肢だなあと思います。勝手なイメージですが、消費者金融を描いたドラマによく出てきそうな選択肢です。
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債権回収会社からの手紙 後半 [2023年ドイツ]

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(デュッセルドルフの隣り街を通る地方列車)
 債権回収会社からの手紙には、53ユーロの内訳がついていました。時系列ごとに、どんな費用が発生されているのか記載されているのですが、気になったのはドイツ鉄道からの約3ユーロ罰金部分。これを私が支払ってないことになっていて、追加の請求、債権回収費用が色々かかって53ユーロになっていたのでした。初めての「罰金」だったので、確かに罰金を振り込んだ記憶はあるし、再度自分の口座を確認してみると、しっかり振り込んでいました。

 次に、ドイツ鉄道に電話して、自分が未払いのものがないか確認。電話の相手も、「Bahn Cardも罰金も支払い済み、未払いのものもありません」とのこと。債権回収会社からの手紙について、ドイツ鉄道側に聞いてみると、「債権回収会社に電話して、債権回収費の徴収を取り消してもらってください」とのことでした。本来だったら、ドイツ鉄道と債権回収会社のデータ反映が上手くいっていないから、こんな徴収の手紙を私がもらっているわけです。なので、その2社間で、問題を解決して欲しいのだけれど、私に対して、徴収が来ているので、自分で解決しないといけないということなのでしょうか。

 そのまま、すぐに債権回収会社に電話して、支払いは罰金を含め完了していること等を伝えると、「分かりました。そのようですね。じゃあ、徴収の件は解決としておきます」と言われました。払ったという証明書の請求もされず、結構簡単に完了していました。相当怪しいので、「証明書も何もいらないのですか?」と聞くと、「はい、完了が確認出来たので」とよく分からない返事が。あまりにも心配なので、「徴収の件完了のメールを送って下さい」と頼むと、電話後2分でメールが届きました。こういうミスが頻発しているのか、というぐらい、早い対応でした。これだけ早い対応の前に、本当に徴収が必要かどうかを確認してから、徴収回収の(怖い)手紙を送って欲しいなあと思いました。

 債権徴収会社に電話をかけた際、対応してくれた女性、喋った感じはテキパキ愛想も悪くはなかったです。電話の最後に「良い日を!」と定番の電話の終わりの挨拶をしてくれたのですが、「この手紙無かったらもっと良い日だったのに!」と少しだけ思ってしまいました。自分に非は無いし、一応解決したので一安心だけれど、(他の言語に比べるとあまり得意ではない)言葉でこういうやりとりはやっぱり疲れるなあとも思った日でした。
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