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クロアチア旅 最終回 [旅’20-]

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(ザグレブのFlat Whiteも美味しかった)
 ザグレブ市内ツアーでは、色々な隣国の統治下にあったということがよく分かりました。オーストリア・ハンガリー帝国だけでなく、イタリア(ベネツィア共和国)の支配下になったこともあるのがクロアチア。これだけで、国がずいぶんと複雑な歴史を歩んできていることがよく分かります。料理は、ドイツ/東ヨーロッパっぽい感じでしたが、コーヒー文化が根強いのは、イタリアの影響が残っているからでしょうか。「ザグレブに、スターバックスが無いということから、コーヒーにこだわりがあることも分かる」みたいなことを、ガイドの人も言っていました。私もこの説を結構信じています。イタリア然り、メルボルン、(かつての)ハノイ、どの場所もスタバが無く/少なく、コーヒー文化が根強くある都市/国で、私は割とこういう(コーヒーに対する強い)こだわりを持っている場所が好きだったりします。3日のザグレブ滞在中、4ヶ所ほどでコーヒーを飲みましたが、どこでも美味しかったです。特に、私の好きなアメリカーノ(エスプレッソにお湯を加えたやつ)の味がしっかりしていて、外れがありませんでした。ドイツだと、たまに、アメリカーノ、なのに、エスプレッソの味があまりしないコーヒーが出てきて、「フィルターコーヒー?」と思うこともしばしば。

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(無事に入手したコーヒー豆)
 滞在中はいくつか朝食、午後のコーヒーとカフェを何軒か回りました。宿泊していたアパート(民泊)の近くにカフェ兼焙煎所のCogitoという店があったので、最終日はここで朝食を食べようということになりました。が、どちらかと言うと、カフェの品揃えで、朝食の選択肢はあまり無くて断念。朝食を探して市内を散策していると、前日行って、コーヒーが美味しかったカフェ前を通過したので、私はここでコーヒー豆を購入することに。コーヒーに割とこだわっていそうな店だったので、豆を売っているかな、と勝手に思っていたら、豆は販売しておらず。すると店員さんが、「市内のカフェに豆を供給しているカフェ兼焙煎所があるから、そこで豆を買えるよ」と親切に教えてくれました。店名を聞くと、先ほど一度入店したCogitoのことでした。再度、Cogitoへ戻り豆を買ったのですが、記憶をたどると見たことのあるパッケージ。滞在中に訪れたカフェのほとんどが、ここの豆を使っていたのでした。確かに美味しい豆なので、市内の色々なカフェがこの焙煎所の豆を使っているのには納得。ただ、この焙煎所が牛耳っている、というイメージも私は勝手に持ってしまい、映画に出てきそうな麻薬(コーヒー)縄張り争いもあるのかな、想像してしまいました。

 ドイツへ戻ってきて早速豆を挽いて、コーヒーを飲みましたが、とても美味しかったです。
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tommy88

『バグダッド・カフェ』という不思議な映画があります。
これまた主題曲が不思議な唸り声です。
その和訳付き歌詞を見ながら曲を聴くと、スートーリーを追随します。
カフェの珈琲マシーンが壊れていて店主の女性は不機嫌です。
夫と喧嘩別れし迷い辿り着いたドイツ人女性がモーテルの宿泊。
そこで小さな奇跡が起きるのですが、珈琲のやり取りが面白い。
ドイツ人女性がポットに入れていた珈琲をのむアメリカ人が、ウェって。
そのコーヒーにお湯を入れて薄めます。
時が変わり、アメリカ人が出す珈琲にドイツ人女性が薄いと文句。
この辺の感想は味の好みと習慣の違い。
初めて知ったのは「GODZILLA」でした。
派遣されて来たジャン・レノがアメリカの珈琲を不味いと不快を示します。
彼にとっては薄かったのですね。
確か映画の最後に、自国に戻って珈琲のまともさを自負したはずです。
そいう、やっぱり静岡のお茶は美味い、みたいな文化はない日本。
相変わらずイギリス人は紅茶だと思います。
でも、最近の日本人、旅館でもコーヒーを欲する老人なのです。
こだわりがあるふうを見せて、雑食し変化をする日本。
さて、濃・淡、どちらが日本に定着するのでしょうか。

by tommy88 (2024-03-19 10:13) 

Mi

メルボルンでコーヒー屋さんへ行き、自分の好みや何でコーヒーを落としているかということを聞かれ、おすすめされたコーヒー豆を買ってきました。
とても美味しく雑味がないとはこういうことか、と納得。
今は、いつも飲んでいる安いコーヒ豆に戻れるかしら、と心配。
by Mi (2024-03-31 11:35) 

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