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展覧会鑑賞後の話 [2023年ドイツ]

 と先日までの、展覧会等に関するブログ記事を電車内で書いていました。私はブログの記事を一気にWordの文書で「書き貯め」するのですが、その作業をするのが出張帰りの電車内または(飛行機の場合)空港での待ち時間中。この数日間で更新されていたブログの記事のいくつかは、展覧会を見たフランクフルトからデュッセルドルフへ戻る電車内で書きました。21時頃フランクフルト駅発、22時半にはデュッセルドルフ着の電車の予定でした。が、30分経てど、45分経てど、なかなか電車がフランクフルト駅から離れません。調子よく記事を書いていたのですが、さすがに「いつになったら出発するの?」という感じでした。「前の電車がつまっているため、出発出来ません」というのはよくある遅延理由ですが、今回は、「工事中による遅延」という理由から、「電気系統のトラブル」と45分で何度も遅延理由が変わっていきました。

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(スマホチケットにも表示される「キャンセル」の通知)
 なんとなく悪い予感がしながら、上の文章を打っていたら、「この電車はキャンセルとなります。降りて、向いのホームから出る電車に乗ってデュッセルドルフ方向へ向かって下さい」という放送が。慌てて、PCを鞄にしまい、電車を降ります。ここでまた嫌な予感がしながら、電車を待つこと5分。「あっ、読みかけの小説を電車内に忘れた!」と気づいたのも遅く、乗るべき電車が到着したので、小説とはフランクフルトでお別れ。

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(そしてフランクフルトへ向かう日は、デュッセルドルフ近郊の路面電車、バス関連がストで運休)
 なんとか乗った電車はもちろん満員(元々乗っていた人達+キャンセルとなった電車の私のような乗客)。やっと乗った電車、停車数が多いので、フランクフルト−デュッセルドルフ間は2時間以上かかる路線。もちろん、工事だ、電気系統の問題だ、で、定刻より30分近く遅れ、2時間半の旅となりました。遅れに次ぐ遅れだったので、PCを再び開くスペースも(気力も)無く、小説も手元に無いので、Podcastを聞く乗車時間でした。Thinkerviewという2時間近い討論/インタビュー番組を聞いていたのですが、ちょうど乗車時間中に聞き終わりました。
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フランクフルトで展覧会 ニキ・ド・サンファル展 [2023年ドイツ]

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(これが「不思議な像」)
 私が働く大学がある都市の中心街に(よく待ち合わせで使われる)不思議な像があります。青が印象的で「ずいぶんと変わった像だな」と思っていて、ニキ・ド・サンファルという人が作った作品、と教えてもらいました。名前だけ記憶していたのですが、スイス人の友人が来た時にこの像を見て、「ニキ・ド・サンファルとその旦那さんの作品だね」と言われ、そんなに有名な芸術家なんだ、と初めて認識しました。この芸術家がスイス/アメリカ/フランス出身なので、スイス人の間で特に知られているのかもしれませんが。上がニキ・ド・サンファル、下のブリキ/鉄の部分が元旦那の(スイス人)ジャン・ティンゲリーの創作だそうです。その時以来、なんとなく両者の名前は記憶していました。シャガール展が開催された同美術館で、ニキ・ド・サンファル展も開催されていたので、こちらも行ってきたのでした。

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(少しスポーツ選手っぽい像?)
 シャガール展よりは人が少なめだったせいか、初めて彼女の作品展示を見たせいか、こちらの展示会の方が面白かったです。スイス、アメリカ、と転々と生活していたせいか、英語でのイラストやデッサンも出していて、作風/作品のタイプも様々でした。ただ、有名(且つ私が好き)なのは、ナナ・シリーズです。上半身、下半身が強調されているけれど、顔無し、という不思議でちょっと不気味な像です。なぜ、顔の下部分だけが強調されているのか、何か強いメッセージがあるのか、色々考えると面白いです。ナナ(Nana)はフランス語の話し言葉で「女(の子)」や「娘」という意味。蛇足になりますが、日本の名前である「ナナ(ちゃん)」は、フランス語話者からすると「女の子(ちゃん)」という意味になるので、不思議な感じがするそうです(発音しやすいから私は好きな名前だけれど)
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(チューリッヒ駅にも飾られている/ぶら下がっているニキ・ド・サンファルの作品)
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フランクフルトで展覧会 シャガール展 [2023年ドイツ]

 今回の冬学期(昨年秋)からフランクフルトへ出張で行く機会が多く、かなり慣れ親しみのある都市になってきました。私が住む州は異なる「ヘッセン州」というところにフランクフルトはあるので、ちょっとした小旅行のような気分です。これまでは、ほとんどデュッセルドルフからフランクフルト(大学)を往復するだけでした。が、さすがEU金融の中心地、欧州中央銀行があるフランクフルト、私が住むデュッセルドルフよりは大都市、という感じです。そのため、展示会、メッセ、絵画の展覧会、オペラ、等も規模の大きな物が多く開催されています。

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 今回行ってきたのはシャガール展でした。フランクフルトのSchirnという美術館で開催されていたので、今回出張の帰りに行ってきました。この美術館は初めてでしたが、不思議というか、今までに無い形の美術館でした。よく見かける美術館だと、常設展があって、定期的にテーマが替わる特別展、というイメージです。が、この美術館は特別展のみが行われます。Schirn美術館という「箱」だけがあって、特別展が常時開催されている感じです。

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(青があまり無いけれど、今回の展示会で一番気に入った作品)
 今回のシャガール展は私の街でもポスターで宣伝されており、「出張のついでに行ってみよう」と思っていました。さすが人気の画家ということもあって、入館制限有りでした。事前にチケットをネットで購入すると、時間がある程度選べて、その時間にならないと入館できないという仕組みでした。この時間制限によって、人数制限もしているようだけれど、それでもたくさんの人でした。平日でしたが、こんなに人が多い展示会は久々でした。

 なんとなく名前の響きが私にとってはフランス語っぽかったので、フランスに帰化した画家なのかなと勝手に思っていましたが、元々は帝政ロシア(現ベラルーシ)出身の画家のようです。中学校の美術の教科書で見たベラ(奥さん)の絵とパリ・オペラ座の天井画のイメージしかありませんでした。ただ、今回は初期のスケッチ等の作品(ユダヤ教/キリスト教の宗教画)が展示されていて、あの印象的な青や牛は、当初そこまで強調されていなかったことがよく分かります。私は青色が好きなので、後期の作品の方が好きです。淡い優しい色が印象的だけれど、よくよく見るとちょっと不気味な感じがするのも好きな理由です。

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(今回多かった「Private Collection」)
 シャガール展といえど、初期の作品が多く、後期の有名どころは残念ながらあまり展示されていませんでした。アメリカとフランスに常備展として展示されている作品が多いようです。ただ、シャガールの作品全体リストを見ると、そのほとんどが個人所有(Private Collection)。今回の展示会でも出品元を見ると、ほとんどがPrivate Collection。美術界隈では、このPrivate Collectionのデータベース(誰がどの絵画を持っているか)が存在していると思いますが、どんな金持ちの家に絵が飾られているのかなあと想像が膨らみます。個人所有の絵画は、展示会で名前を出さない、というのがルールの気がします。が、(ノブレス・オブリージュをあまり理解していない)名前を出したがる人は居るのかなあ、とか、どういう値段設定で貸し出しているのかな、と色々裏側が気になってしまう、Private Collection多めのシャガール展でした。
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簡単そうでなかなか手に入らないもの [2023年ドイツ]

 海が近くに無いので、魚は簡単に手に入らないドイツ。逆に(豚)肉は簡単に、というか、どこでも手に入ります。スーパーはもちろん、地元人気が根強い肉屋のようなものもしっかり残っています。当たり前ですが、ドイツ料理、ドイツの家庭でよく使われる肉/部位が多く売られています。日本でももちろん豚肉を食べていたけれど、ドイツのスーパーで豚足がドーンと(足の形のまま)売られているのを見た時はちょっとびっくりしました。BBQの文化もあるので、骨付き肉がそのまま売られていて、(BBQをあまりしない私は)調理の仕方がよく分からない肉も多いです。逆に調理に慣れているバラ肉や薄切りの肉は全く見かけません。

 そこで、ドイツ在住歴が長い日本人の間の悩みが「どうやって薄切り肉を手に入れるか」です。薄切り肉を調理する機会が多い人は、(チーズやハム用の)業務用スライサーを使って薄切り肉を自分で「作る」ようです。大きめの肉を買ってきて、(スライスしやすいように冷凍して)薄く切るようです。私はスライサーを購入するほど頻繁に薄切り肉は使わないしなー、と肉屋/スーパーの精肉コーナーを回って、薄切り肉を探していました。1〜2ミリぐらいが薄切り肉の厚さのようなので、厚さを指定して切って欲しいと頼んでも「薄すぎて無理だ」と言われることがほとんどでした。薄すぎて、スライサーの刃が上手く肉に入らない、のが理由の様です。肉を熟知している肉屋で色々試していたのですが、断られることが多かったです。

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(手に入れた薄切り肉を冷凍準備)
 そして今回、まだ試していなかった最寄りのスーパーの精肉コーナーでチャレンジ。「1〜2ミリぐらいの薄い肉が欲しくて」と頼み始めると、担当してくれたおばさんが「あー、どんな肉が欲しいか分かった。どれくらいの量?」と瞬時に理解してくれました。このおばさん曰く、「アジア人が多い通りで働いたことがある」ので、この薄切り肉の需要が分かるとのことでした。あっけにとられるほど簡単に薄切り肉が手に入りびっくりしました。次回からこのおばさんに頼めば、薄切り肉が手に入るということが分かったので私は一安心。この薄切り肉で久々の生姜焼きを食べて満足したのでした。
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量の感覚 [2023年ドイツ]

 先日、ドイツ外から来ている同僚と「ドイツに戻ってくる時に、自国から買ってくるもの」の話になりました。私はカレーのルーかな、という話をしたのですが、イタリアの友人は、(イタリアの、なのかな)2Lのオリーブオイルを購入してくるそうです。良い質のオリーブオイルが(手頃に)ドイツでは手に入らないからでしょうか。その同僚、数ヶ月に一度ぐらいの頻度でイタリアへ戻っていると思うのですが、そのたびに2L購入しているよう。「2L使い切るのそんなに早いの?」と私は正直驚いてしまいました。その同僚曰く「サラダとか何にでもかけて使う」ということでした。私は炒めるときぐらいにしかオリーブオイルを使いません。750mlのボトルを購入して、使うのに1年かかるかな、というぐらいです。サラダには別のオイルを使っているとは言え、1年で2Lも使うかなという感覚です。普段の食事、に欠かせないものという感覚なんでしょうか。

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(10キロの米をついに購入)
 多分、日本の米、に近い感覚でしょうか。ドイツのスーパーで、500gパックの米を見た時「米をグラム単位で売っているんだ」と私は思ってしまいました。逆に「一人暮らしだったら5キロぐらいを普通に(1年で)何回か買っていた」という話をヨーロッパですると、驚かれるのと同じような感覚でしょうか。そもそもアジア・中東スーパーへ行かないと5キロ規模の米は売っていません。と、思っていたらこの前10キロの(日本)米のセールをやっていて、早速購入したのでした。
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今流行の? [2023年ドイツ]

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(夏はフローズンヨーグルトのお店、冬の間はパン屋のポップアップストア)
 ドイツで「夏だ!」と感じるというか、少なくとも「寒い冬や春が終わったな」と感じられるのは、アイスカフェがオープンする時期。やはりアイスは夏、のものなので、アイス屋やアイスカフェは、いわゆる「季節限定」のお店。海の家、みたいなものでしょうか。そのため、大抵は、夏の間アイス、冬の間は別の店、に替わることが多いです。私が知っている店で、一番「季節限定」の感じが出ている店は、夏アイス、冬ビスケット(クリスマスに食べるジンジャーブレッドみたいなやつ)を販売するところです。オーナーは同じなのか、営業主が違うのか、細かい規定はよく分かりませんが、夏が終わると跡形も無く(店内の構成は全く変えず)別の店に替わっている、というアイス屋がよくあります。

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(立地は良い。カフェが潰れて、ポップアップストアに。クリスマス直前に数週間営業していた店、翌付月は不定期営業のドッグカフェのポップアップストア)
 近所にあるフローズンヨーグルトのお店も、夏が終わると、やっぱり跡形も無く閉店。どうするのかな、と思ったら、パン屋になっていました。パン屋なら一年中出来そうだけど、と思ってしまいましたが、「ポップアップストア」という方法の運営のようです。日本で言う、百貨店の物産展みたいな感じで、数日から数週間だけ営業して、別の場所に移動したり(しなかったり)する方法の店です。ただ、「一時期の営業」も幅広く、このパン屋は、結構長期で、少なくとも冬の間は営業しているようです。別のところに突如現れた「犬カフェ」は、不定期で、週末だけ営業しているという感じでした。元々あったカフェが潰れた/閉店になって、12月は、クリスマスワインを売る店、1月からは「犬カフェ」のようです。犬を連れ込めるカフェがドイツには多いけれど、犬用のソファのようなものもあって、日本の「猫カフェ」に近い気がします。

 このような「ポップアップストア」、店舗を持たないので、その分、資金を持っていなくても簡単にビジネスを始められるということでしょうか。ただ、「ポップアップ」、英語で「突然現れる」という意味からも分かるように、かなり突然営業している印象は受けます。私もこの形態の店を最近知ったのですが、ヨーロッパで徐々に広まっている感じです。
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マルタ旅行振り返り 後半 [旅’20-]

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(魚の塩焼き)
 久々の海、ということもあって、私が楽しみにしていたのは魚!素人目で見ても新鮮、ということが分かる魚を久々に食べました。塩焼きという見たことがない焼き方で食べました。日本でもこの塩焼きをやる地方もあるのでしょうか。マルタ、というヨーロッパの一国なので、魚の付け合わせにはパンが出てきましたが、私は白米がなんとなく食べたくなってしまいました。

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(日の出直前)
 前回の記事に「英語を喋れるイタリア」という印象を書きましたが、それをまさに感じたのが、クリスマスのお菓子。マルタへ行ったのは1月上旬でしたが、「在庫処理」のような感じがスーパーで売っていました。売っていたのが、パネットーネというドライフルーツが入った菓子パンとクリスマスプディング。前者はイタリアのクリスマスに食べられるお菓子、後者はイギリス。ただ、このデザートを除いて、よく見かけたのはイタリア料理でした。

 その極めつけがコーヒー文化。「カフェ」と言えば、ほぼほぼの確率でエスプレッソでした。ミルクを入れる、入れないだけでなく、本当に色々な種類のコーヒーがありました(アメリカーノ、エスプレッソ)。最近では私もエスプレッソを飲めるようになりましたが、やはり量が少ないので、色々試行錯誤しています。今回少し分かりづらかったのが、アメリカーノとルンゴ(イタリア語で「長い」の意味)の違いでした。両方とも量は、エスプレッソに比べると多いのですが、どうも味が違う気がしました。ドイツへ戻ってきて少し調べてみても、よく分からない部分が多かったです。苦さというか濃さでいうと、ルンゴの方が、アメリカーノより強かったです。
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マルタ旅行振り返り 前半 [旅’20-]

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(地上階に窓がある家が少ない)
 行ってからかなり期間が経ってしまったのですが、先月はマルタへ行ってきました。いくつかの島から出来ている国、です。「永住権を購入出来る国」というイメージしか私は持っていませんでした。というのもマルタ、この国に不動産を持って(数年だったかな)いれば、居住しなくても簡単に永住権申請が出来る、という法律があるのでした。マルタはEU加盟国なので、マルタの国籍を持つ=EU圏内の移動/生活が簡単ということなので、このマルタを永住権目当てに、EU圏外の富裕層によって不動産が買い占められるという状況になったのでした。そのため、今ではもう少し不動産購入と永住権の法律は少し厳しくなったようです。しかし、それでも島で目に付くのは空家ばかり。というか、表札は一応着いているけれど、全く人が住んでいる気配がしません。まだまだ、永住権購入のための不動産保有者が多いイメージでした。そのせいなのか、通りが目立つところに窓がない造りのアパートや家が多かったです。この国で儲かっているのは、セキュリティビジネスなのかな、とも思ってしまいました。

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(窓から洗濯物を干しているところもイタリアっぽい)
 というわけで、不動産購入のイメージが強かったのですが、第一印象は「英語を喋るイタリア」でした。イギリスの植民地だったこともあり、英語がまだ使われているようです。また、その名残で車も(日本とイギリス同様)左側運転。イタリアの目の先、ということもあるせいか、建物の感じが地中海風、でした。ただ、一応公用語は英語とマルタ語なので、標識はほとんどが英語だし、どこでも英語が通用しました。イタリアからの観光客も多いので、観光地ではとにかくイタリア料理を多く見かけましたが。

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(当時の要塞を一部再現)
 首都のバレッタも、見た感じはローマの一部、という雰囲気でした。マルタ、映画の撮影地としての勧誘も行っているようで、確かに「イタリアの映画」をちょっと撮ってもおかしくないような建物の雰囲気でした(私には区別ができない)。歴史的にも、色々な戦いの場所ともなったマルタ。要塞も見に行きましたが、五稜郭のような「要塞」となっていました。このような立地を活かした撮影も出来そうな場所だなあと思ってしまいました。ただ、島国なので、機材運搬は大変そうです。
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マイブーム3つ [2023年ドイツ]

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 ついにデュッセルドルフでの生活3年目に突入ですが、(私には)住みやすい場所だなあと思います。中でも、食(レストラン)の選択肢が幅広いというのが大きな理由かもしれません。12月にフランクフルトで食べて、1月にデュッセルドルフで探し出して食べに行ったのが、エチオピア料理。最初に話を聞いたときは、「何が主食なんだろう?」というぐらい、全くイメージが湧きませんでした。本場がどうなのかはよく分からないけれど、主食はインジェラという、クレープのようなもの。酸味が多く、好みは分かれそうな味ですが、私は好きです。稲で作られていて、フランスのクレープより、腹持ちが良いクレープ、という感じです。写真の様な大皿で出てくるので、手でクレープをちぎりながら、真ん中のメインを食べていくという感じです。写真の量で3人分でした。メインの下にしいてあるのが、インジェラ、というクレープのようなもの。

 そして次のマイブームが、ドライ・マンゴー。12月スイスからドイツへ戻ってくる際のサンドイッチと一緒に、ホストファミリーが持たせてくれました。ドライフルーツ、嫌いな訳ではありませんでした。が、自分で買って食べるほどではありませんでした。が、このドライマンゴーが美味しく、最近はスーパーでドライマンゴーを見つけると買ってしまいます。

 最後に、今ハマっているのは、ニワトコのジュースを炭酸水で割ったもの。ドイツでは、ショーレ(Schorle)と言って、果物のジュースを炭酸水で割った飲み物がよく飲食店で出されています。一番の定番(かつどこでも売っている)が、リンゴのショーレ。オレンジ、マンゴー、パッションフルーツ、色々なフルーツジュースのショーレを私は試してきましたが、結局一番美味しいのは、リンゴのショーレです。飽きもせず、どこへ行っても、注文してしまいます。ドイツを離れて、ドイツ料理が恋しくなることはないけれど、リンゴのショーレはたまに飲みたくなってしまいます。そのリンゴのショーレと同じくらい美味しいと思ったのが、「ニワトコ」のショーレでした。ニワトコ、というと、私は「ハリー・ポッター」に出てくる、杖の一つ、というイメージしかないのですが、植物のようです。この植物の蜜でシロップを作るようです。味は、酸っぱすぎずちょっと甘いレモン、のような味がします。どの店に置いているわけでもないのですが(バーにはよくある気がする)、最近は見かける度に注文してしまいます。
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