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珍しくワイン試飲会 後編 [2023年ドイツ]

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(発酵途中のワイン、フェダーヴァイサー)
 この日、もう一杯飲んだ私の好きなワインが、「フェダーヴァイサー」、直訳すると「白い羽」という不思議な名前のワイン(の種類)。簡単に言うと、発酵途中のワインです。炭酸ブドウジュースとワインの間、でも限りなくお酒に近い炭酸ブドウジュース、というぐらい甘いです。日本語だと、もろみワイン、と言うみたいです。

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(スーパーで売られているフェダーヴァイサー。分かりづらいけれど、瓶の蓋に小さな穴があいている)
 9月下旬からから10月頃のみに飲めるワインで、且つ輸送に向かない飲み物、という印象を私は持っています。というのも、発酵を続けているワインなので、密封が出来ず、蓋に小さな穴があいているため、横にするとワインがこぼれてきます(瓶にも、「横置き厳禁」と書いてあります)。発酵を続けているため、購入して、日にちが経つと、アルコール度数がどんどん高くなっていきます。アルコール度数は4%から11%なのですが、場合によってはアルコール度数がかなり高い(私にとって)フェダーヴァイサーが出されることもあります。それでも、他のワインと比べるとかなり甘いので、私は秋になるとたまに飲みます。ちなみに、名前の「白い羽」は、飲み物内の白いもの(ぶどう果汁の酵母)が羽に見えるから、だそうです。
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