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10年ぶり近いイギリス出張 中編 [2023年ドイツ]

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(朝日が見えた空路でした)
 カウンターへ向かうと、受付の人は、「必要事項を記入して下さい」と言って、モニターに案内されました。住所、便名などを入れて、私の選択肢は2つ。目的地の宿泊先へ配達、または自宅へ再送。私がイギリスに滞在するのは、2泊、3日目のお昼にはホテルを出る予定。この時点で午前10時、荷物の配送には、最大48時間かかる、と記載されていたので、最悪の場合、私がホテルを出発した後に荷物が届く可能性もありそう。自宅へ再送を選んで提出しようとすると、「何で自宅再送にしちゃったの?宿泊先に届けるよ」と言われてしまいました。最大48時間配送にかかりそうだし、と言うと、「大丈夫だよ」とよく分からない返事をされて、結局宿泊先へ配送を選択。

 荷物が届くまで、生活必需品(洗顔等々)を購入しなければならないのでその補償はしてくれるのか聞いてみると、「それは分かりません」との一言。というのも、このロストバゲージを担当している会社、運航している航空会社Aではなく別会社B。そして、この荷物の運送を担当しているのも更に別の会社C。グローバリゼーション(の影響だけではないけれど)、請負、請負の連鎖(グローバルな商品連鎖、というのかな)をまさに実感した出来事でした。作業が細分化されているから、情報の共有が必ずしも上手くいっているわけではなく、各自それぞれ動いていく、という感じでした。その証拠に、手続きを請け負っていた会社Bからは、「ロストバゲージの配送は、このリンクから見て、それに関する問い合わせは会社Cに直接してください」と言われました。

 結果から言うと、2日目後半に無事、荷物がイギリス滞在先のホテルに届きました。ほとんど、荷物を詰め直すことなく出発となりましたが、帰りは無事に(直行便だったので)荷物と共にデュッセルドルフへ戻ってくることが出来ました。
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