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道路工事 [2023年ドイツ]

 日本に居た頃は、「一通だから曲がれない」とか、「路駐できない」とか、「ちょっと入れて」みたいな表現をしたことも無いし、実感としてありませんでした。ただ、ドイツで自転車ユーザーとして生活していると、こういった表現がよく分かります。自動車と同じ道路を使うので、基本車の道路標識に従わなければなりません。そのため、新しい場所へ行くときに、なかなか曲がれないということもたまにあります。

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(普段使うルートが工事のため、写真の様に車両一部/全体封鎖になった)
 普段自転車を使うのは、自宅から中央駅まで。自分の条件としては、自転車用用レーンがあること、複数車線ある場合左折をしない道、なるべく真っ直ぐ行ける道。この条件を満たす道を見つけ出すのもなかなか難しく、この条件を満たす道、となると、メインの通りを通ることになります(各方面2車線+自転車レーン、全6車線ぐらい、更に路面電車も走っている)。このメインの通りが工事となったのですが、自分の周りに包囲網が敷かれているんじゃないか、というほど、近所で道路工事が行われていました。

 数日かけて色々な道を通ってみたのですが、なかなかスムーズに行く道が見つからず。それでようやく気づいたのが、私の住むエリアを通る路面電車、2路線上エリアの工事をやっているのでした。2路線とも中央駅に行くので、かなり便利なのですが、それはつまり、(中央駅へ向かうのに)どこの道を通るにも、工事現場に出くわすということだったのでした。数日後、ようやく行きやすそうな道を見つけました。

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(写真の様な、信号機の横にくっついた、新たな標識が「自転車のみ右折可」)
 また、先月からデュッセルドルフに導入された「自転車のみ右折可」の標識にも遭遇。車は直進のみ(道が狭いからかな)なのですが、自転車だけ曲がれるという、「緑の矢」と呼ばれた標識です。最初見た時は、車道を走っている自転車が私だけだったので、ちょっと曲がるのはドキドキしました。曲がる際、出会い頭の車にぶつからないかな、と余計な心配でドキドキしましたが、無事に右折出来ました。標識で一応許されているから、問題無いことは明らかなのだけれど、やっぱり自転車私一人だとちょっとドキドキします。

 という記事を書いて数日後、普段使っていた道路の工事が終了しました。自転車専用レーンを工事でつぶしていただけあって、通勤に使う自転車専用レーンが整備され、レイになっていました。
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