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マルタ旅行振り返り 前半 [旅’20-]

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(地上階に窓がある家が少ない)
 行ってからかなり期間が経ってしまったのですが、先月はマルタへ行ってきました。いくつかの島から出来ている国、です。「永住権を購入出来る国」というイメージしか私は持っていませんでした。というのもマルタ、この国に不動産を持って(数年だったかな)いれば、居住しなくても簡単に永住権申請が出来る、という法律があるのでした。マルタはEU加盟国なので、マルタの国籍を持つ=EU圏内の移動/生活が簡単ということなので、このマルタを永住権目当てに、EU圏外の富裕層によって不動産が買い占められるという状況になったのでした。そのため、今ではもう少し不動産購入と永住権の法律は少し厳しくなったようです。しかし、それでも島で目に付くのは空家ばかり。というか、表札は一応着いているけれど、全く人が住んでいる気配がしません。まだまだ、永住権購入のための不動産保有者が多いイメージでした。そのせいなのか、通りが目立つところに窓がない造りのアパートや家が多かったです。この国で儲かっているのは、セキュリティビジネスなのかな、とも思ってしまいました。

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(窓から洗濯物を干しているところもイタリアっぽい)
 というわけで、不動産購入のイメージが強かったのですが、第一印象は「英語を喋るイタリア」でした。イギリスの植民地だったこともあり、英語がまだ使われているようです。また、その名残で車も(日本とイギリス同様)左側運転。イタリアの目の先、ということもあるせいか、建物の感じが地中海風、でした。ただ、一応公用語は英語とマルタ語なので、標識はほとんどが英語だし、どこでも英語が通用しました。イタリアからの観光客も多いので、観光地ではとにかくイタリア料理を多く見かけましたが。

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(当時の要塞を一部再現)
 首都のバレッタも、見た感じはローマの一部、という雰囲気でした。マルタ、映画の撮影地としての勧誘も行っているようで、確かに「イタリアの映画」をちょっと撮ってもおかしくないような建物の雰囲気でした(私には区別ができない)。歴史的にも、色々な戦いの場所ともなったマルタ。要塞も見に行きましたが、五稜郭のような「要塞」となっていました。このような立地を活かした撮影も出来そうな場所だなあと思ってしまいました。ただ、島国なので、機材運搬は大変そうです。
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