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スーツケースの鍵事件 前半 [旅’20-]

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 今回ベトナムに現地調査のため1ヶ月滞在中なのですが、一番驚いた、というか、慌てたのがスーツケースでした。数々の長距離移動と引っ越しを10年以上耐え抜いたスーツケースに日本で別れを告げ、新しいスーツケースを日本で買ってもらったのでした。軽い素材で、そして丈夫という、ものでした。日本からドイツに戻ってきたのが今年の5月。それ以降、大きな旅行は無かったので、スーツケースは物置に。4ヶ月ぶりに、物置からスーツケースを持ってきて、荷造りをしようとみると、スーツケースが開かない。この時点で出発前日午後6時半、翌日家出発は午前7時半。

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 鍵穴が一応あるので、自分の「鍵用ケース」(普段使わない鍵やスペアを入れている容器)を確認してみるも、鍵穴に合う鍵は見つからず。そもそも物置に閉まった時、鍵を閉めた覚えもなし。ただ、スーツケース購入時に、「開け方が結構特殊だな」と思って、そんな話を母としたことだけは記憶しているのだけれど、肝心の開け方が全く思い出せません。ガチャガチャ色々触ってみても、うんともすんとも言いません。鍵らしいのは写真に写っている部分のみ。色々調べてみると、この鍵穴は、TSAという、主にアメリカの空港の荷物検査員が(鍵穴を壊さず)勝手に開けて点検出来るためのもの。そうすると、私が開けるための鍵はどこ?と益々混乱。

 一応鍵のSOSに電話してみましたが、もちろん、「うちのSOSは(家の)ドアのみで、荷物はやってません」と言われてしまいました。色々鍵を取り扱っている店はもう既に閉店しているので、とりあえず、スーツケースが売ってそうな場所に行ってみようと思い、百貨店へ。
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