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レンタルバイク [2024年ドイツ]

 以前、自転車がパンクして自転車屋を転々として直してもらった話を書きましたが、その自転車を使うこと2ヶ月ほど、雨が毎日の様に降る11月になり、1ヶ月ほど自転車に乗らず最寄り駅に放置(最寄り駅と大学の移動間に使っているやつ)していました。12月上旬、久々に晴れたので自転車に乗ろうとすると、自転車が無い!駅の2つの出口両方に駐輪場があるのですが(東側と中央出口)、よく停めていたのは東側。以前は中央出口にも停めていたので、そちらを確認するも見当たらず。そこまで多くの自転車が駐輪しているわけではないので、「長く駐輪しすぎなので、撤去して下さい」の注意書きをもらうわけでもなく。鍵はかけていたけれど、多分1ヶ月放置したので盗まれた様です。東側は駐輪している自転車(15台ぐらい)が少ないから、盗まれてしまったのでしょうか。

 何度か、東側と中央出口側の駐輪所を確認しても、自転車は結局見つかりませんでした。もちろん、こういうことになることはなんとなく見込んで中古自転車を買っていたのですが、やっぱり盗まれるとちょっと落ち込みます。特に、最近は駅前の道路で大規模工事が行われていて、バスが遅延しているので、晴れている日は「自転車があれば、もっと早く着くのに」と思うこともしばしば。E-bay(ドイツの「メルカリ」の様なサイト)を見ながら、中古自転車を探すことに。

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(レンタルできるバイクが並ぶバイクステーション)
 同時に、中古自転車が見つかるまでは、レンタルバイクを使ってみることに。月10ユーロで、ドイツほぼ全国のレンタルバイクが使えます。最初30分無料で、その後追加料金がかかる、という感じです。このサービス思った以上に使いやすかったです。アプリから、現在地の最寄りバイクステーションが探せるだけでなく、そこに何台利用可能の自転車があるのか、ということもすぐに分かります。スマホでバイクのバーコードを読み取ると自動でリングロックが開き、使用後はリングロックの鍵をガチャッと手動でかけてバイクステーションに駐輪すると返却完了となります。アプリと自転車が連携しているので、(もちろん)GPSで追跡されています。自分がどの自転車を、どのルートを大体通って、何分利用したか、ということがアカウントの履歴に表示されます。自分が使うルートは限られているとはいえ、GPSで追跡されているというのは若干怖いですが。特に天気が全く読めない冬、市内の様々なところにある最寄りのバイクステーションから乗れて、(決まった場所に)乗り捨て出来るというのはかなり便利でした。ちなみに、デュッセルドルフでもこのレンタルバイクのシステムがあります。が、私の家から最寄りのバイクステーションはかなり人気の様で、レンタルできる自転車が常に無いという状態です。

 無事に中古自転車も手に入れて、レンタルバイクの月間利用は1ヶ月のみ。また機会があったら使ってみたいと思いますが、とりあえずは新しい中古自転車を使いこなしたいです。と思っていたら、2週間ほど雨でまだ新しい自転車に乗れていません。
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