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初めての税関 その1 [2023年ドイツ]

 前回の記事にあった税務署からの手紙ではないですが、国や公的機関からの手紙は(大抵灰色の封筒)、受け取るとドキッとします。今回は税関からの手紙でした。「荷物が税関でとまっているので引き取りに来て下さい」とのことでした。税関、というと、どうしても空港のイメージです。が、人が持つ荷物だけではなく、郵送、船便の荷物をチェックする場所が必要でもあるので、空港外にも税関はあります。今回は、初めてデュッセルドルフにある税関へ行ってきました。

 税関から来た手紙には、荷物の差出人が書かれていないのですが、思い当たるのは、日本から自分で送った2箱の船便。今まで送ってきた荷物を税関で止められていたことはないのだけれど、税関がここ数年なかなか厳しくなってきているので、もしかして追加関税かなあ、と思っていました。というのも、ドイツ在住の方のブログで、「日本から自分で送った荷物に関税がかかって、追加で支払った」とか、「税関まで荷物を取りに行って追加関税があった」という話をここ数年よく読むようになりました。コロナ中に荷物や交易が滞って、税収が減るので、入ってきている荷物を厳しくチェックするようになった、という嘘か本当か分からないような話も聞きます(法律も若干変わったよう)。自分から自分(通販の買い物や引っ越し)でも一定金額相当以上のものが入っていると、追加徴収されるようです。

 更に、その手紙には、「荷物を引き取る場合は、身分証明書と現金またはデビットカード持参で来て下さい」と書かれていました。どれだけ追加徴収されるのか値段ははっきりと書かれておらず、更に不気味というか、ドキドキするような手紙でした。そこで、デュッセルドルフのちょっと郊外にある税関へ行ってきました。
(建物内は写真撮影禁止、なので、門の前で撮影)
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