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ザルツブルグへ 最終回 [旅’20-]

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(ザルツブルクの学生街で入ったカフェにあったポスター。なかなかメッセージ性の深いポスターです)
 今回のザルツブルグへの旅、私にとっては、スイスに次ぐドイツ語圏旅行となりました。やっぱり、「どんなドイツ語を話すのだろう」と気になっていました。ザルツブルグで店に入った瞬間に、Grüß Gott(グリュース・ゴット)と言われて、ちょっとびっくりした私。直訳すると、「神のご加護」みたいな意味になりますが、オーストリアでは、「こんにちは」の意味らしいです。ドイツでお店に入る時は、Halloとか、Guten Tag(こんにちは)と言うので、入店した際に一瞬混乱しました。教会の前にあった土産屋だったので、「それで神様に関連した挨拶?」と思ってしまいました。アクセントも普段聞いているものと聞いて、少し不思議な感じがしました。

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(「薄めた」コーヒー)
 そして極めつけはカフェでの単語。オーストリアで実際に存在するかどうかは別として、ウィンナーコーヒー(ウィーン風)という言葉があるぐらいだから、カフェの文化はオーストリアにあるのかな、となんとなく思っていました。コーヒーのメニューを見てみると、ドイツでは見かけない「 verlängert(のばした/薄めた)」という商品がありました。多分私の好きな「あれ」だろう、と思い、注文してみると、やはりエスプレッソをお湯で薄めた私の好きなコーヒーが出てきました。名前は「薄めた」という意味になってしまうので、ちょっと間抜けな感じがするけれど、ザルツブルグでは、どこでもこの「 verlängert(のばした/薄めた)」を注文していました。

 ちなみに、ドイツで注文する際は「アメリカーノ」で、このコーヒーが出てきます。が、なぜか、アメリカーノを注文しても、たまに「アメリカンコーヒー(フィルターコーヒー)」が出てきてガッカリすることもあります。
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