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ザルツブルグへ その2 [旅’20-]

 メインのお仕事(講演)は、午前中で終わったので、午後は市内散策へ出かけました。小さな街であるので、ぐるっと歩いて回れるぐらいでした。Salzburg(Salzは塩、burgは城)という名前だけあって、塩で財をなした街、というだけあって、お金がある街というイメージを受けました。山も近くにあるので、リゾート地、今でも「(ドイツの)お金持ちが療養に来る場所」という感じでした。そんな街で、私と一緒に来た同僚がやってみたかったことが、コンサートを聴きに行くこと。彼女が色々調べてくれて、どうやらこの街にあるミラベル宮殿のホールで演奏をやっているらしいので、行ってみることにしました。

 ミラベル宮殿も、一応歴史ある建物らしく、立派な内装の小ホールでの演奏でした。バイオリン3人、チェロ1人の演奏でした。4曲ぐらい演奏してくれましたが、驚いたのが音の響き。もちろん、演奏者の技量もあるのだろうけど、スピーカーを使っているのかというぐらいキレイに音が響きました。ただ、城が建てられた当時は、もちろん電子器機もありません。なので、演奏場所(部屋)の造りをどうやってエコーがかかりやすくするか、ということにかかっています。

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(モーツァルト生まれの地、ザルツブルグ)
 4曲の内3曲がモーツァルト、見せ場は「Eine kleine Nachtmusik (アイネ・クライネ・ナハトムジーク)」。ドイツ語を勉強し始めて、この曲名がドイツ語だったということを知りました。そして、ドイツ語初級レベルの文法知識で、この曲名の意味(と文法)が理解できるので、自分で分かったときはちょっと嬉しかったです。この曲、何度も聞いているけれど、生の演奏で聞いたのは初めて。有名だから、なのか、名曲(236年前、1780年に作曲)だからなのかは分からないけれど、聞いているとやっぱり「おー!」となりました。

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(「サウンド・オブ・ミュージック」に登場するらしい宮殿の庭)
 ちなみにこのコンサートが行われたのは、ザルツブルグにあるミラベル宮殿。この宮殿の庭が、「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場したらしいけれど、私はよく分かりませんでした。なんとなく庭で歌っているイメージはあるけれど、どんな感じだったかはあまり記憶にありません。
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