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「最大の」と言われてしまうと その3 [旅’20-]

(ここ数ヶ月、忙しくて書けていなかった記事。時系列が前後しますが、今年4月頃の出来事です)

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 イースター休暇に近い、そして大人気のフェルメール展示会ということもあって、すごい人でした。見たことがある作品ばかりだけれど、やはり少数精鋭の画家というだけあって、色々揃うと圧巻でした。さすが「過去最大」を謳い文句に開いているだけあるなあという感じです。光の感じと、あの特徴的な青は、何度見ても良いと思います。本気で値段をチェックしたことはないけれど、家に作品ポスターを飾っても良いかなと考えたことがある唯一の画家でもあるので、改めて好きだなあと再認識しました。

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(こちら「地理学者」も好きな作品の一つ)
 限られた作品数(それでもこの展示会では20作品ぐらい揃ったみたい)というだけあって、どこの美術館が持っているのかは改めて確認してしまいました。ルーブル美術館にある「天文学者」は展示されてなくて、交渉が上手くいかなかったのかな、と色々思ってしまいました。ルーブル美術館、目玉作品は色々あるけれど、フェルメールの有名どころと言えば(多分)「天文学者」なので、アムステルダムでの展示には結びつかなかったのかなあと色々予想してしまいました。逆に驚いたのは、ワシントンのナショナル・ギャラリーの「気前の良さ」でした。この展示会で出している数は(確か)一番多かったし、他にも有名作品を持っているから、大丈夫なのでしょうか。

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(日本から上陸)
 と、色々展示会開催における裏の攻防を色々想像してしまいました。どういう美術館にアプローチして、どんな交渉をしているのか、一度舞台裏を見てみたいなあとも思ってしまいました。
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