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「最大の」と言われてしまうと その2 [旅’20-]

(ここ数ヶ月、忙しくて書けていなかった記事。時系列が前後しますが、今年4月頃の出来事です)

(乗り換え駅。ここまではスムーズだった)
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 イースター直前の平日ということで、色々迷ったけれど、弾丸、泊まり無しで行くことにしました。デュッセルドルフからアムステルダム直行の電車があったはずなのだけれど、この旅の日はなぜかありませんでした(多分路線工事)。デュッセルドルフから普通列車で30分ちょっとのミュンヘン・グラートバッハへ向い、そこからアムステルダムまでは2時間ちょっと。13時15分に美術館入館のチケットを購入したので、10時30分アムステルダム着の電車で向かうことにしました。

 が、遅延・運休が多いことで有名なドイツ鉄道、結果的に、乗り換え駅からアムステルダムまで直行では着けませんでした。暗雲が立ちこめたのは乗車して、PCを開いたとき。列車にはWifiがついているのですが、なぜかPCとスマホ両方でWifiに繋げず。2時間、Wifi無しか、と思いながら1時間ほどPCで作業していると、なぜかどんどん高速列車のスピードが落ちていきます。なんとなく嫌な予感はしていたけれど、駅があるような場所でもないところでなぜか、停車。「前の電車が詰まっているので、一時停車します」というアナウンスが繰り返されること15分。自分の乗っている電車の運行時刻をアプリ確認してみると、アムステルダム到着予定が11時30分に延びていました。そして、停車して30分、「次の停車予定の駅で異臭騒ぎがあり、ホームに入れません。指示があるまで動けないので、ドアを一旦開けます。タバコを吸うなり、新鮮な空気をして下さい」と車掌さんの指示がありました。外が森だったり、危なくない限り、ドアを開放して、乗客を一時的に降ろしてくれるのはドイツではよくあること。

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(よく分からない場所で一時停車中)
 結局そこに1時間半ほど停車して、「到着予定の駅には入れないので、一つ前の駅に戻ります」とのこと。この時点で、アムステルダム到着予定時刻は13時10分。アプリ上では大丈夫だけれど、なんとなく時間通りに着けなさそうな予感がしてきました。一つ前の駅になんとか到着し、出発すると、「遅延のため、アムステルダム行きはキャンセルとなりました。次の駅で降りて、(オランダの)普通電車に乗り換えて下さい」と予想していた通り、アムステルダムへは到着できず。下ろされた駅に到着した時点で、12時30分過ぎ。アムステルダム中央駅へ到着するのは、13時30分。私の美術館入館は13時15分から30分のスロットになっているのですが、これで時間通りの入館は難しくなってきました。チケットを前払いしているから、大丈夫だろうという気持ちが半分、でも人が絶対多いから、入場規制もすごそうだから入れてくれるか分からないという気持ちが半分でした。

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(美術館館内)
 結局美術館に着いたのは、13時45分。「入館時間過ぎてるけど?」とチラッと言われたけれど、「(ドイツの)電車が遅れちゃって・・・」というと、しょうがないなあ、という感じで入れてくれました。これから、色々見て歩くというのに、美術館到着時点でドッと疲れが出てしまいました。
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