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新しい事に挑戦 最終回 [2022年ドイツ]

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 前回の記事から日にちが経ってしまいましたが、まとめを書いていきます。

 自分の原稿に対する査読をもらった場合は、かなり時間がかかるし、頭を悩ませるけれど、自分でどうにかする、ことで解決する気がします(原稿が受理されるかどうかは別として)。ただ、今回は、自分が書いた原稿ではなく、特集号をまとめているので、同じ査読を読む、という作業でもちょっと異なりました。特集号の中の原稿は必ずしも自分の専門では無いけれど、他の人の原稿をチェックして、その人宛てに来た査読を読んでアドバイスして(なだめて)、ジャーナルの担当者/編集チームとやりとりをして、と自分が原稿を書く時はちょっと異なる作業でした。中には、正直、若干プロ意識に欠ける人も居て、コミュニケーションに苦労しましたが、それもこういう仕事の勉強の一つでしょう。

 特集号の序論を書くのも、この作業の一部だったけれど、意外と時間はほとんど割かれず。「他の部分」にたくさん時間を割いた作業でした。誘ってくれた同僚が居てくれたおかげで、色々相談したり、作戦を立てて対応したり、勉強になる経験でした。3年近くかかり、正直もう少し早めに決着をつけたかったプロジェクトでした。「終わらない」、または頓挫してしまうプロジェクトも、もちろんあるので、不可抗力が多い中で、コントロール出来ないのはしょうがないのかもしれません。時間はかかっても「完了」したことは嬉しいし、もう少し「忍耐を持つ」という教訓だったのかもしれません。
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