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久々の美容院 [2020年ドイツ]

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(デュッセルドルフ、マスク着用エリアの道に書かれているマーク)
 3月に日本で美容院へ行って、髪を切ってもらおうと思っていたのですが、それが延期になり、9月でも行けず、とズルズル10月下旬まで来てしまいました。髪質が違うのか、どうもドイツ(だけでなく、私が生活してきたヨーロッパ諸国全般)では、上手く私の髪の毛を切ってくれる美容院がありません。逆に、アジアで生活したドイツ人は「アジアでは上手く髪の毛を切ってもらえない」と言っているので、その土地の美容師が切り慣れた髪質かどうか、ということだと思います。デュッセルドルフが近いので、私のアジアからの知り合いは皆デュッセルドルフにある、日本人が経営する美容院で切ってもらっています。

 私は癖毛なので、バッサリ切るというよりは、梳いてもらいたいのですが、これがなかなかドイツでは上手く説明できません。今住んでいる都市で3軒ほど、美容院へ行きましたが、「梳く」ということを理解してもらえませんでした。もちろん、人によりますが、ドイツ人の髪を見ると、総じて細いので、「梳く」ことが必要ないのかもしれません。最初に言った美容院では一応「梳く」という動詞を使ってみて、「量を減らして、髪の長さは一緒にしてください」と更に頼んだら、「どういうこと?髪を切りに来てるのに?」と言われ、結局伝わらず、数センチ切ってもらうだけ。他の店でも似たような感じでした。

 結構美容院の数はあるのに、なかなか「自分の」美容院が見つからずにいました。そして、ちょっと気になっている美容院に今回行ってみることにしました。よく通る道にある店なのですが、何曜日、何時に店の前を通り過ぎても必ずお客さんが居ます。大きなお店はないのですが、必ずお客さんが居て、髪に対して色々手の込んだことをやっていそうな店でした。前回行ったところは、「髪の毛を切るのがメイン」みたいな店だったので、手の込んだ処理を髪の毛にしているところの方が技術はあるかもしれない、と思い、今回はこの美容院で予約を取りました。

 土曜の朝9時予約だったのですが、店に着くなりすぐ切り始めてくれました。前回の店は予約していったにも関わらず、予約時間から1時間待ち、そして切り始めてもらうという、なかなかの長時間でした。違う店だとは言え、今回もそれぐらい待つだろうと思っていた矢先だったので驚きでした。「梳いてください」と頼み、更に説明しようとすると、「分かった。量が多いから、多少先はバッサリ切っちゃうけれど、大丈夫?」と言われ、「梳く」ということがスムーズに伝わりました。前回の場所は、「昔ながらの腕ある美容師」さんが使っていそうな、何の変哲も無いハサミだったのですが、今回の美容室で使われていたのは日本でもよく見かける梳きバサミでした!結構毛の根元から思い切りよくバッサリいくので、「すごい短く切られたらどうしよう」と若干焦りましたが、終わってみると、長さはあまり変わらず、スッキリしました。希望通りの梳いてもらえたので、上機嫌になり、チップも弾んでしまいました。自分が通いたい美容院が見つかって良かったです。
(デュッセルドルフのUNIQLOにて)
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コメント 3

Mi

マスク着用エリアは、どのような基準で決まっているのでしょうか。
確かにパッと見てマスクをつけている人の絵なのはわかりましたが、じっくり見ているとチンパンジーのキャラクターに見えなくもないのが不思議です。

これからはその美容室に通うことになりそうでしょうか。良いところが見つかったようで良かったです!
by Mi (2020-11-30 09:58) 

tommy88

何となくマスクかなと思える図柄。
それでもよく見ていたら、どれがマスクかしらと分からなくなります。
マスクは上か下か、この絵では不明。
くせ毛はすく、日本では普通だけど欧米では技能がないのか。
ボリュームを減らすには、すくしかないのですがね。
思いつかないでしょうね。


by tommy88 (2020-11-30 16:52) 

tommy88

鋤くところ、見つかって良かったね!!
あいちゃんの髪にとっては大事なことだ乁[ ◕ ᴥ ◕ ]ㄏ
通えるね!
鳥の巣になる前に!


by tommy88 (2020-12-07 18:01) 

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