初のスウェーデンへ 前編 [旅’19]
(Göteborgに本社があるVolvo。空港にも車が展示されていました)
今月(11月)上旬、スウェーデンのGöteborg(ヨーテボリ)で学会がありました。久しぶりに「初めて行く」国での学会でした。
スウェーデン留学経験者のブログを読んでいるのですが、その中で印象的だったのが、「スウェーデンがキャッシュレス社会」ということ。日本も電子マネーだったり、現金以外の支払い方法が増えてきているし、それがもっと発達したものが「キャッシュレス」ぐらいに思っていました。ただ、到着して、それが大きな間違いだったことに気づきました。
(滞在したホテルの入り口にある「カードのみ、No Cash」の貼り紙)
とにかく、現金が使えない!特にドイツは現金社会なので、その差を如実に感じてしまいました。今まで生活したことのある国では、フランスが一番カード社会になっている気がします。ただ、いくらカード社会とは言え、現金支払いの前提があっての、カードという感じでした。スウェーデンでは、カードしか受け付けないというところばかり。
例えば、市内の公共交通機関は、基本アプリで支払い。ヨーロッパ他国だと(若干値段は上がるけれど)、運転手からチケットを買うという方法が、トラムやバスでは出来ます。スウェーデンではそれが出来ません。私はスマホのバージョンが古くて、アプリをダウンロード出来ず、唯一の購入方法はトラム内の券売機。これもカードのみ受付(JCBも扱っていて、これも驚きでした)。
(カードしか使えない車内ですが、意外に降車合図は紐を引っ張って、という若干古いスタイル)
スウェーデンはEUでも、通貨はユーロではなく、独自の通貨。そのため、スウェーデンクローネを両替して、持参して行ったのですが、使える場所はほとんどありませんでした。カフェ、レストラン、どこへ行ってもNo Cashばかり。意外でしたが、唯一使えたのが、スーパーの有人レジ。自分で清算を行うレジ(無人レジ)はカードのみでした。
ちなみに、ドイツでも無人レジを備えているスーパーもありますが、ドイツの無人レジは、現金とカード両方を受け付けてくれます。ただ、私のドイツでの生活圏内にある店で、唯一無人レジで現金を受け付けないのが、スウェーデンのブランド、IKEAでした。「キャッシュレス」の意味を強く感じた旅でした。
2019-11-25 08:00
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コメント(3)
4桁のピンコードだけで守られる不安はあるけれど。
それでも現金持ち歩きがない方が、宜しいかと。
小銭の種類が多いユーロを経験すると尚、カード決済を好みます。
JRは、スイカのタッチすら無用にするシステムの試行を始めました。
現金は不便だと最近、思っています。
by tommy88 (2019-11-29 05:29)
顔認証で支払いを済ませることも将来はできるようになるとか。
それはそれで怖いですが・・・
大学近くのキャッシュレス(現金受け付けません!)スーパーでも、アプリを登録していると通過するだけで清算ができるらしい場所が新しくできましたが、あまりよくわかりません。
by Mi (2019-12-01 08:31)
慣れていない国の人間からするとちょっと不安だよな〜
ま
by tommy88 (2020-04-12 15:00)