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合格通知まで [留学準備]

 5月中旬に次の大学院への結果が来たわけですが、受験/出願期間はとても長かったです。1月から始まり、5月まで続いたという感じでした。

 昨年の6月にジュネーブの大学院を卒業し、約1年弱インターンシップなどを行ってきました。理想としては、ジュネーブの大学院卒業と同時に進学でした。今回も痛感しましたが、人生はなかなか理想通りにいかないもの。もう一度出願することにし、出願準備と並行してインターンシップもやりました。インターンシップをやって良かったのは、大学外で自分は何が出来るのか、得意または不得意とするのかということが分かる点です。文章を書くのは元々好きだったのですが、広報なども結構好きだということが分かりました。特に、広報はどこへ行っても必要なスキルであると思うので、その分野を垣間見ることが出来たのは良い経験でした。

 インターンシップと並行して、今年の1月から大学院の博士課程出願も始めました。どこも研究計画、履歴書、成績表、教授の推薦状、志望理由書の書類選考が第一次、面接が第二次という選考過程になっていました。もちろん、研究計画がかなり重要ということは分かります。しかし、何をどれほど評価しているのかということが、第一次の書類選考では全く分からないので、苦労しました(またプログラムによっても評価基準というものは異なると思います)。国内外出願したのですが、面接に進むことが出来たのは限られた数でした。海外は特に,奨学金付き、つまり奨学金の数しか学生を取らないので、枠も限られていました(ほとんどが10人以下)。不合格の通知をもらう度に、「枠も狭いし、今年も難しいかな」と思ってしまいました。

 出願締め切りは、一番遅くて4月下旬から5月上旬。そこで春からは、就職活動も少し始めました(全ての大学院の不合格となった場合を考えて)。昨年就活をしていた親友からは、「就活って大変だけれど、とても社会勉強になる」と言われていて、彼女の言うとおりだと思いました。色々就活のプロセスを勉強することができ、日本の会社がどういうものかということも見ることが出来ました。よく、日本の就活、労働スタイルは独特だ、ということが言われますが、就活をするとこの理由がよく分かる気がします。

 そしてある日、このDuisburg-Essen大学からメールが来ました。Skype(スカイプ)で面接をしたい、とのことでした。面接に指定されたのは、2日後。面接でどんなことを聞かれるのか、この大学に通う友人に質問し、準備しました。しかし2日しかないので、とても緊張しました。 ドイツとは時差があるので、面接は日本の17時過ぎ(ドイツの10時過ぎ)でした。そのため、一日ドキドキしながら過ごし、面接を受けました。

 友人からは、「面接といっても、結構リラックスしたものだよ」と言われていました。そして、その友人の言うとおり、とてもリラックスした雰囲気でした。面接をしてくれた2人の教授も、とても良い人でした。満足出来る答えも出来たので、面接後は後悔なしでした。面接をした後は「この大学で勉強したい」という気持ちがますます高くなりました。そして、「すぐに大学から正式な連絡がいきます」と教授からメールが届きました。この「すぐ(soon)」というのが、どれくらいの期間を表すのか分からないので、心配する毎日が続きました。「すぐ」という言葉は感覚的なので、人によって差が出る言葉だと思います。今回の「すぐ」は、日本の感覚でも許容範囲である1週間ほどでした。無事に合格通知をもらうことが出来、またヨーロッパへ戻るのだと思うとワクワクしてきました。

 ちなみに新学期は10月。それまでに、住居探し、ビザ取得、と留学でおきまりの手続きを踏んでいきます。
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次女

おめでとう\(^^@)/
良かったね。
by 次女 (2015-05-30 21:57) 

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