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移動手段 その2 [旅'12]

 日本では格安航空会社が話題となっていますが、もちろんヨーロッパにも存在します。電車よりも、バスよりも早く移動出来る飛行機は、利用方法によってはかなり便利です。短い期間の滞在となったナポリへは、飛行機で向かいました。色々ある格安航空会社から私が選んだのはEasyjet。インターネットや友人からは様々な評判を聞いていましたが、色々な意味で大変な移動でした。

 まず空港が慣れたシャル・ド・ゴール空港(Aéroport Roissy-Charles-de-Gaulle)ではなかったこと。初めてのオルリー空港(L'Aéroport d'Orly)だったので少し苦労しました。バス停から更にシャトルバスに乗って移動しなくてはならず、苦戦しました。RERというパリの電車一本で行けるシャル・ド・ゴール空港とは大違い。しかし、この空港が出来るまでは、オルリー空港がパリの国際空港でした。その名残で、首脳はシャル・ド・ゴール空港に下りるのではなく、必ずオルリー空港に到着するのだとか。

 そんな初めての空港内、Easyjetの受付を探すにも苦労しました。地下のようなところに、小さく設けられていました。私はチケットを印刷していかなかったので、受付で発券してもらう羽目に。荷物を預ける人達の列に並んで、順番を待ちます。

 出発まであまり時間がない、と少し焦り始めたころ、ようやく発券してもらいました。私のチケットを発券すると、ラストコールを始めました。発券してもらったチケットを見てみると、以下のようなことが書かれていました。
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 これは単なる脅しではなく、本当のこと。私の後ろに居た、ニースへ向かうお客さん。受付が閉まった5分後に到着したのですが、受付のお姉さんは「もう受付は閉まりました。ニースへ向かう場合は、次の便を予約してください」と言うだけ。格安航空券だけあって、こういった部分はかなり厳しいです。

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 飛行機に乗るまで、不安は続きます。機内持ち込みの荷物のみが無料で、荷物を預けるとなると50€取られます。滞在予定3日分の荷物をなんとかリュックサックに詰め込みましたが、少しパンパン。搭乗入り口前にも、規定サイズの容器が置いてあり、少しでも荷物が大きいとその容器に入れ、規定範囲内の荷物かどうかチェックされます。押し込むのではなく、すんなり入らないと追加料金を請求されます。私の荷物、すんなり入るかどうか微妙。そこで、荷物が確実に大きそうな人の後ろに並ぶことにしました。予想通り、私の前の人は止められてしまいました。係の人、ここで列を止めるわけにはいきません(出発時刻を遅らせないように)。そのため、私は容器に荷物を入れるよう言われることなく、搭乗できました。帰りは、荷物をこれ以上増やさない、と決めて、イタリアへ出発しました。
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