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夏の旅行 その3 [旅’20-]

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(コロッセウムのような)
 8月末まで夏の3ヶ月、月9ユーロでドイツの全国の公共交通機関乗り放題、というキャンペーンが行われていました。遅延、キャンセル、座れないと、日常生活では割と私はデメリットが多かったのですが、せっかくの機会なので、チケットを使って州内の旅へ。Xanten、という、「まさかXから始まる都市があるとは!」と思わされる街へ。クサンテンと読むみたいです。

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(これももちろんレプリカ)
 小さな街なので、電車では1時間半ちょっとかかりました。ローマ帝国時代の軍用都市だったらしく、ローマっぽいコロッセウムが復刻されている、屋外博物館(北海道の「開拓の村」みたいな)があったりしました。もちろん、当時の物というわけではなく、レプリカでしたが。でも、ドイツの田舎にローマっぽいものがあるのはかなり不思議な感じでした。

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 そして、この街でもう一つ有名なのが風車。風車と言えば、オランダ、ということで、「見た目が良い」というイメージが私は強いのですが、元はと言えば、重要な動力です。この街の風車、Windmill(「風の粉ひき」)という英語のまま、小麦をひく動力となっていたようです。現在はフル稼働ではないようですが、今でも小麦をひいて小麦粉を作っているようです。この風車の下はパン屋になっていて、美味しいパンが作られていました。
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コメント 1

tommy88

屋外博物館と言えば犬山市、明治村だと思います。
あれはレプリカではなく、本物を引っ張ってきましたが。
名鉄が残す大きな歴史的財産だと思います。
ただ、レプリカであっても歴史的構造を学べるのなら良いです。
そこにある道具を使いこなす、それが技術継承でもありますから。
いま、プッシュフォンの使い方講座があり、緊急時対応だとか。
便利な時代の落とし穴対策は大事で、停電が頻発しそうだし。


by tommy88 (2022-09-09 11:56) 

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