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The Blues Brothers (1980) [映画’19−20]

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 ストーリーを全く知らずに見たのですが、DVDのカバーがこのポスターのようなサングラス、スーツ姿の男性2人。なんとなく「Men In Black」のイメージで、刑事ものかなあと勝手に想像していたら、全く予想と異なる作品でした。ジャンルで分けると、コメディーミュージカル、だと思います。ただ、私が知っている「マンマ・ミーア」とか、「サウンド・オブ・ミュージック」のようなミュージカルとは、全く異なる系統のミュージカルです。

 また、「ミュージカルかな」と確信に変わったのは、作品中盤。序盤でも歌はあるけれど、歌ってばかり、ではないので、徐々に「これはミュージカルなのかなあ」という感じ。ただ、作品中に色々(良い)音楽は流れているし、メインテーマでもあるので、「歌」が作品の中で大きな役割を果たすのかなあというのは薄々気づきますが。

 全く背景知識が無い、且つ淡々とシュールな描写が続くので、「これ、笑うところかな?」という感覚がしばらく続きました。でも好きになれないシュールさ、という訳ではなく、むしろ癖になる「シュールな笑い」で気づいたら楽しんでいました。そして、良くも悪くも「ザ・アメリカ」という感じの映画でした。ミュージカルっぽいところはもちろん、話し方、社会・政治背景がまさにアメリカ。40年前に作られた映画だけれど、社会背景は今でも変わっていないアメリカがありました。アメリカ映画だから、と言えばそれまでだけれど、上手くアメリカ社会が描かれているというのも、良い作品だと思った理由です。

 そして、ミュージカルというだけあって、登場人物が歌う歌はもちろん、BGMも良かったです。聞いたことがある歌ばかりだったのですが、(40年前の映画だし)もしかしてこの映画が元で有名になった曲だったのかなあと感じました。というのも、見終えて出ている俳優を見たら、聞いたことのある歌手や役者ばかりでした。例えば、音楽楽器屋の「レイ」さんは、「レイ・チャールズ」のそっくりさんかと思っていたら、本人。何人か名前では分からない歌手も居たけれど、歌を聴くと「聞いたことのある声だなあ」と分かる人がほとんどでした。
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tommy88

ノーマークでした。
R&B ですね。

by tommy88 (2020-08-12 18:13) 

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