SSブログ

明日は我が身? [ドイツでの生活]

1917.jpg
(地下室、色が変わっている部分が濡れてしまっている部分)
 先日、私が住む地下室(住民の物置があるところ)の天井を通っている水道管から水が漏れ、地下室全体が水浸しになりました。私の物置のちょうど上を通る水道管から水が漏れていたようです。「漏れる」と言っても、降り注ぐような感じでは無く、ポタポタ、という感じでした。

 昨年は、大雨で地下室が浸水したのですが、その時以来、物置の床にはほとんど何も置いていません。スーツケースを置いているぐらいでしょうか。と言っても、物がそれほどあるわけではないので、物置に物が溢れているわけでもないのですが。

1920.jpg
(乾燥機)
 というわけで、今回は物置の床が濡れた、というだけでした。なぜ水が漏れていたのか分かりませんが、数日後には、乾燥機(室内で洗濯物を乾かす際に使うような機械)が地下室に入っていて、徐々に床も無事乾きました。

 どのような状況で漏れたのか分からないのですが、明日は我が身、と思い、水漏れに気づいた翌日、「過失損害賠償」の保険に入りました。フランス、スイスは他人の家に住んでいたので、過失損害賠償の保険には入っていました(ホストファミリーの物を万が一壊したときのために)。ドイツに来た時も、他の人の家に住んでいたりしていたので(民営の保険なので、健康保険を申し込み際、同時に申し込めた)、健康保険を替えるまで、過失損害賠償には入っていました。健康保険を切り替えた後、どこの過失損害賠償に入ろうか迷っていたので、この機会に入ることにしました。

 水漏れなども対応してくれるのですが、基本の保険プラス「職場の鍵を無くした際の保証」というのも付けました。基本のプランだと、家の鍵を無くしただけの場合なのですが、職場の鍵は無くすとかなり高くつくそうです。というのも、私の大学は、研究室、研究室のあるフロアの印刷室とキッチンへのアクセスが鍵一つで出来ます。印刷室、キッチンは同じフロアで鍵を持っている人なら誰でも入れるような鍵穴になっているので、一人が鍵を無くすと、鍵穴プラス同じフロアの人全員の鍵を交換という恐ろしい事態になります。鍵を無くすことは考えたくないけれど、万が一を思い、オプションで「職場の鍵を無くした場合の費用賠償」を付けておきました。

 ドイツの人は保険が好きなのか、過失損害賠償の保険プランも色々な物がありました。私が選んだ会社は結構新しいのか、システムが現代的でした。インターネット上だけでなく、アプリを使って書類のやりとりをするというものでした。また、プランの値段設定の際に聞かれる質問に、「ドローンを保有しているか」というものもありました。ドローンを使って、誰かを怪我させたりした場合、ということだと思いますが、「時代を反映しているなあ」と思いました。
nice!(0)  コメント(1) 

nice! 0

コメント 1

tommy88

「職場の鍵を無くした際の保証」とは面白いです。
まあええやん、これが原則の日本はぬるま湯ですね。
まあええやんを続けると、思考力は低下するし。
あらゆる難局を保険でカバーをする発想は正しいと思います。

by tommy88 (2019-05-17 07:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。