SSブログ

Four Weddings and a Funeral(1994) [映画]

1863.jpg
 20年以上前の映画ですが、現代にも通じるテーマが色々あり、楽しんで見ることができました。良い映画(そして良い映画ソング)に、時代は関係ないとも言えるかもしれません。

 原題は「4つの結婚式と1つの葬式」となるので、映画を見る前は、「もう映画の内容が分かっちゃうじゃん」と思ってしまいました。その点、英語の文法も無視して「フォー・ウェディング」とした邦題はある意味なかなか上手なタイトルの付け方かもしれません(正しい文法にすると、「フォー・ウェディングス」となるはず)。タイトル通り、4つの結婚式、1つの葬式が登場するわけですが、それでも各イベント、なかなか考えさせられるセリフがあったりして、気づけば結構映画を楽しんでいました。

 イギリスの映画だからなのか、よく分かりませんが、皮肉の対比が上手だった気がします。現在の法律では結婚できないゲイのカップル達が、結婚できる/した男女のカップル以上に上手くやっていたり、耳が聞こえない主人公の弟が上手にコミュニケーションを取っていたり等、最後の最後まで、この皮肉の対比が良かったです。

  また、主人公である、ヒュー・グラント「偉そうではなく、そして頼りない人」を演じたらピカイチだとこの映画で再認識しました。「偉そうな、頼りない人」の役もいくつかの映画でありますが、やはり前者の「偉そうではなく、そして頼りない」の方が合っている気がします。
nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

tommy88

テルマエロマエの阿部ちゃんがそんな感じかな。
自嘲気味に、あるいは自己完結的に言う独り言。
それが両者に共通した頼りない男感を醸し出しています。
以前メールでも書きましたが、赤い帽子の女性の方が良かった。
ハッピ-エンドとしては幼馴染の二人がご成婚なさるのがイイ。
そんな風に思うのです。
そしてイギリスらしい街並みの暗さもある映画でした。

by tommy88 (2018-08-16 11:25) 

tommy88

なかなか面白そうな映画ですね!
色々な関係の方が式を挙げてたりするの見る機会もあるから、最近そういうのも考えたりするな~


by tommy88 (2019-05-24 10:52) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。