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スイスでのクリスマス2017 前半 [旅’17]

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(おいしいクリスマスのごちそう。ヨーロッパでクリスマスに参加するようになって牡蠣が好きになりました)
 今回のクリスマスは前回(2015年)に引き続き、スイスの元ホストファミリー宅で過ごしました。ジュネーブで修士をやっている時、お世話になった(スイス人の)ファミリーです。今でもこうして交流が続いていることは本当に嬉しい限りです。去年は日本に居たので、今回は2年ぶり、ジュネーブでのクリスマスでした。

 このホストファミリー、クリスマスは持ち回りで行われています。今年は、ジュネーブが24日、25日がSionというValais州に居る家族宅で行われました(車でジュネーブから2時間弱)。2年ぶりということで、色々な変化があって、不思議な感じもしました(私は「あまり変わってない」と言われましたが)。

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(教会のミサ)
 24日は、毎回、(行きたい人だけ)ジュネーブにある近くのプロテスタント教会のクリスマスのミサへ行きます。私はプロテスタントでもなんでもないのですが、毎回行っています。宗教的信仰(特にキリスト教)が薄らいでいるヨーロッパの今日、この状況を教会がどう捉えているのかを知る良い機会なので、毎回行きます。数回しかまだ行ったことがありませんが、毎年、教会の危機感は強まっている気がします。他の宗教への危機感というよりかは、減少する信者への危機感という感じがします。だから、牧師さんも、分かりやすい例を使いながら話をしている気がしました。今年は話し方が、(若干)テレビのトークショーホストのような、気軽な感じでした。また、今回は、風船というアイテムが登場。「天使」の話を色々していて、「自分が天使だったら、どんな言葉を今日(24日)にかけるか」という話になり、その言葉を風船に書いて飛ばすということでした。例年も24日のミサには登場していたのですが、風船を飛ばすというのはかなり突飛な試み(実際、牧師さんも王道のミサではない、と言っていたので)。日曜日に教会へ行く人は少なくなりましたが、クリスマスは行く、という人は結構居たりするので、そういった人達への影響も考えた演出だったのかな、と思いました。

 このミサ、8割近くは、牧師さんの話を聞くだけなのですが、クリスマス関連の歌も歌います。パイプオルガンがあるので、その演奏に合わせてみんなで歌います。Voici Noël (きよしこの夜)や、Les anges dans nos campagnes (荒野の果てに)、という日本でも知られている曲を歌っていきます。

 例年、ミサの後に、家へ戻って、クリスマスプレゼントを開けるという流れです。私は毎回このクリスマスプレゼント選びに頭を悩ませます。2015年は、出発前日までプレゼントを買いに行っていました。その失敗を活かし、今年は少し作戦変更。出発ギリギリまで迷っていた理由が、「プレゼントが決まらない」だったので、今年は事前にしっかり何を買うか決めて店へ向かいました。ただネットを見ると更に迷うので、大切なのは予算を決めること。今年は各自(各家庭)しっかり予算を決めて、その予算内で購入。おかげで、全てのクリスマスプレゼントを出発2週間前に購入し終わり(ただ包装は出発前日にやりましたが)、また郵送するプレゼントも全て25日前に届き、達成感がありました。
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コメント 3

Mi

賑やかなクリスマスですね。
牡蠣の隣にあるお皿には何が載っているのでしょうか。

教会で牧師さんの話を聞く機会はありませんが、「天使」とはどのような位置づけなのか気になりました。日本で想像する天使とはかなり違うと思うので。
by Mi (2018-01-08 18:56) 

次女

そんなにたくさんクリスマスプレゼントをあげるの楽しそうだな。
考えるのが好き。

私が天使だったら・・・笑顔って書くかな。
色々な意味を込めて。
by 次女 (2018-01-08 20:36) 

tommy88

パウル・クレーが色々な天使の絵を描いています。みいなさん。
忘れっぽい天使というのも居て好きです。
食卓を見て、行きたい、交流せず飲んで食い尽くしたい。
エビ、カキ、サーモン、白ワイン。いいねぇー。
オイスターバーが品川にも24条にもある。
行こうよ。

この手の交流、可能な限り続けて下さい。
キミの成長や成功を親身に喜んでくれる応援団です。
ものすごい財産ですよ。

by tommy88 (2018-01-08 21:58) 

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