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無事奨学金延長! [ドイツでの学生生活]

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(港があるライン川。かつてこの地域が栄えた大きな理由が、ライン川とルール川の合流地点だったから)

 先月のワークショップから早2週間。7月下旬にあるワークショップの準備を始めなくてはいけなかったり、無事博士論文を書き終え、口頭試問を終えた先輩達とのお別れがあったり、学年末が近づいてきたので事務手続きがあったり、落ち着かない日が続いています。そして事務手続きと言えば、滞在許可証の延長もしなくてはなりません。滞在許可証を発行している国(=ドイツ)の外に6ヶ月以上滞在する場合、ドイツに許可をもらわないといけないのです。もちろん、例えそれが自国(私の場合、日本)へ行く場合であってでもです。6ヶ月以上滞在して、ドイツへまた戻ってくるので、ドイツ側としては、滞在許可証の状況を把握しておきたいということでしょうか。自国へ行くだけなのに、「お伺い」を立てなくてはならないなんて、と最初は思ってしまいましたが、(日本も含め)どこの国でも似たような状況のようです。

 許可をもらう前に、まずは滞在許可証を延長しなくてはなりません。現在私は1年の滞在許可証を持っています。その際、在籍プログラムや奨学金の詳細が書かれた契約書のようなものを大学に発行してもらい、その紙を市役所へ提出して学生用の滞在許可証を発行してもらいました。その紙には、「1年分の奨学金保証」ということが書かれていました。というのも、私が現在大学からもらっている奨学金は、プログラムのシステム上、1年です。最初の1年を無事に終えることが出来れば、翌2年分(フィールドワークの年、論文書き上げの年)の奨学金がもらえることになっています。つまり、滞在許可証を更新するには、大学から奨学金の更新をしてもらわないといけないというわけです。この更新に関しては指導教官が研究の進捗具合を見て、判断します。あまり心配しなくてよい、と指導教官には言われていたのですが、やっぱり正式な判断が出るまで私はちょっとドキドキしていました。そして、先日無事に、翌2年分の奨学金延長が決定!一安心、ですが、今月にあるワークショップ、フィールドワークの準備を考えると、安心に浸っている時間もあまりありません。

 無事に書類をもらえたので、翌日、朝一番で市役所へ行ってきました。必要書類を提出し、「後日連絡する」と言われただけで、手続き完了。更新手続きだったというのと、新規申請の多い秋から季節が外れていたということで、スムーズに手続きが終わりました。こうして振り返ってみると、後数ヶ月でドイツに来て1年。本当にあっという間です。
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次女

姉も妹も優秀ですねぇ〜
by 次女 (2016-07-13 19:13) 

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