ボンへ

　今週から新学期が始まりました。あったのか無かったのかよく分からない春休みが終わりました。

　先月の話になってしまいますが、春休みを利用して、講演会へ行ってきました。3日半、ボンで行われた講演会でした。私の住んでいるところから1時間に1本、ボンへ向かう直行の電車があるので、その電車に乗って、3日間通いました。電車内では座ることが出来るので特に疲れはしませんでしたが、1時間1本の電車を逃したらどうしよう、という不安は常にありました。


　ボンは、グミのHARIBOの本社があることでも有名です。


　しかし、今回の目的はHARIBOではなく、ボン大学です。ドイツでも歴史ある大学のようで、門もかなり立派でした。


　講演会があったのは、この立派な建物。若干手入れが行き届いていないベルサイユ宮殿、のような外観でした。見た目はきれいですが、中は少し複雑。写真から見て建物内左側の教室で講演会があったのですが、トイレは正反対（右側）にしかありませんでした。そのため、トイレへ行く際は、この長い通路を（延々と）歩いて行かなくてはなりませんでした。

コメント 2

若くして、20代に、数多くの、良い講演を聴くのは糧になります。講演は、大学の講義でもそうですが、中身が最優先で、次いで話術でしょうか。話術だけで中身がないのは御免こうむりたいですが、やはり中身が充実していれば、それだけで人を集めます。中身の充実した本を読むのと同じで、脳味噌は鍛えられているはずです。1時間に1本の電車を待つ不安に似て、勉強だけしていて大丈夫なのかという不安も、20代半ばにはつきものですが、熟成中であればそれで良いと思います。社会に出てからも勉強ですが、学問の基礎をしっかり積んでいれば、社会に出てからの勉強も深まっていくはずです。考えてみれば、実は、わくわくする（一見地味な）人生を歩んでいるのだと思います。頑張ってくださいとしか言えませんが。

by tommy88 (2016-04-23 07:37) 

何とも言えない外観！
by 次女 (2016-04-23 18:31)