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帰国準備 [スイスでの生活]

 日本対ギリシャ戦を、フランス語解説(スイスのフランス語圏テレビ・ラジオがネットで流している中継)を聞きながらの、荷造りが終了しました。試合はちょっと残念な結果でした。

 さて、学期末、ジュネーブを離れる準備、ということで、バタバタした日が続いていました。そして、明日(厳密には今日、金曜)にはもうパリへ向けて出発となりました。それまでどういったことがあったのかは、日を追って書いていこうと思います。

 というわけで、2年弱のジュネーブ生活が終了しました。「あっという間」でした。でも、この2年間、色々、本当に色々なことがあって、2年以上経ったような気もします。特にスイスのホストファミリーとは、一緒に生活しただけあって、たくさん話をしたし、たくさんのことをやりました。彼ら無しのジュネーブ生活は、考えられません。しかし彼らと知り合ったのは偶然です。当初、学生アパートの部屋が見つからず、友達の伝手でこのホストファミリーに巡り会いました。「家族の一員として生活すること」と「どちらか(私でも、ホストファミリーでも)嫌になったら、この生活は続けない」という条件で、ホストファミリーとの生活が始まりました。今考えると、契約書無しの生活は結構危なっかしかったかもしれませんが、結局、このホストファミリーとの生活は2年弱続きました。これまでにも、居候生活を色々な場所でしてきましたが、家族・親戚以外で2年近くも一緒に生活をしたのは、このスイスのホストファミリーが初めてです。

 (機関も通さず、決して「頻繁に連絡を取り合う」友達ではない人から紹介された)  赤の他人を、よくもホストファミリーは受け入れようと思ったなあ、と私は感心していました。が、ホストファミリーはホストファミリーで「スイスから遙か遠い日本から来て、よくもこんな小さな村の家族に住むなんて」と思っていたようです。会った時は案外、お互いに似たようなことを考えていたのかもしれません。

このホストファミリーの家を、今日で離れることになります。長く居すぎたのか、彼らの家を離れるという実感がありません。荷造りを終えて、空っぽになった部屋を見ると少しずつ実感が出てきますが、まだまだ「少し旅に出て戻ってくる」という感じです。多分、駅に行ったら実感するのでしょうか。SNCF(フランス国鉄)がまだストをやっているので、運行がかなり不安定なようです。問題なく次の目的地であるパリへ着けるとよいのですが(友達の結婚式があるので)。
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次女

私からしても、2年もいたんだね!という感じだよ。
ちょっと寂しいね。
by 次女 (2014-06-23 23:16) 

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