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ついに購入! [買い物]

 いつか近い将来は必要になって、購入する日が来るだろうと思っていました。その「日」が1週間前でした。Kindleです。

 購入のきっかけはリーディングの多さからでした。大学の各建物にはコンピュータ室があって、学校のコンピュータから自由に印刷することが出来ます。各学期、修士課程の学生は各自500枚まで(博士課程の学生は2000枚)無料で印刷することが出来ます。両面印刷だと2枚、とカウントされていきます。500枚なんて、1学期で使い切れるのか?とのんきに構えていたら、学期が半分終わらないうちにほとんど使い切ってしまいました。紙の手触りが好きだから、コンピュータで読むより(眼も痛くなるし)紙の方が良い、などとも言っていられなくなりました。科目にもよりますが、歴史の授業となると毎回100ページ近いリーディングがあるので、毎週相当量の紙が必要ということになります。家でも印刷をしていたので、学期半分が終わらない内に500枚以上既に印刷をしたことになります。ジャーナルなどは縮小で1枚の紙につき2ページずつ印刷などをしていたのですが(エコを考えてというだけでなく、ホチキスで綴じづらいなどの理由もあって)、それでも500枚の割り当て量はすぐに使い切ってしまいそうでした(500枚を越えると、学期末に請求が来るので、496枚当たりでとめてあります)。

 印刷する時間、使用する紙とインクの量を考え、これはどうにかしなくてはならない、とKindle購入をすぐに決めました。ホストファザーがKindleで読書をするので、色々性能を聞くことが出来たのも、即決出来た理由かもしれません。

 自分が特に心配していたのは、画面の明るさ。コンピュータのように、長時間見過ぎて眼が痛くならないか、ということが大きな心配でした。リーディングの量が減るということは、これからないと思うので(増えるのみだと思う)、Kindleで眼が痛くなるようなことは避けたいと思っていました。試しに、ホストファザーのKindleを借りてみると、まるで本物の本を読んでいる感覚でした(これはKindleの強みの一つだとか)。

 通常、Kindleユーザーはamazonで電子書籍を買い、それをKindleで読む、という形になるのだと思います。が、購入から1週間、私のKindleにまだ1冊も本は入っていません。各科目で出される課題のリーディングがPDFファイルで色々入っています。そのPDFも「メール」(各Kindleにメールアドレスがある)で送ったり出来るのですが、まだ使い方を上手く把握出来ていません。USBケーブルでKindleに繋いで、PDFファイルを入れる、というかなり「原始的な」やり方でKindleを使っている状態です。それでも、自分の勉強環境がかなり向上した、と嬉しく思っています。
(リーディングの一部)
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 ちなみに、私が使っているのは1つ前のバージョン。ヨーロッパで数日前に新バージョンの販売が開始になったのですが、手元に届くのは12月とのこと(と思って、今Amazonのホームページを確認してみると、購入希望者多数のため、今購入すると、発送は2月だそうです)。12月までは待てない、と1つ前のバージョンを今回は購入しました。と言っても、大きな違いは暗闇で読むことが出来るかどうか、だけ。今のところ暗闇で本を読むということはないので、「1つ前の」バージョンでも不自由していません。

 残念ながらカラーではないので、「マーカー」機能はついていないのですが、線引き(線を引いた部分が灰色になる)はついているので、重宝しています。辞書もついていて、なかなか便利です(英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語が入っています)。が、取り込んだPDFファイル内の単語を辞書で調べることが今のところ出来ないのが、残念。方法はあるのだと思いますが、まだ見つけられていません。使っていく内に、慣れてくるでしょうか。

466.jpg
 そして、Kindleを実際に手にして見て一番驚いたのが、軽さと薄さ。amazonのホームページでも、鉛筆を横に置いて宣伝していたのですが、これほど小さいとは思っていませんでした。

 と書いていると、日本でも数週間以内にKindleの日本語版がついに発売されるみたいです。これで日本の満員電車内の読書風景が変わるのでしょうか。
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