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フランスとスイスのナイフ [フランスとスイス]

 ジュネーブはフランスと国境を接しているため、またフランス語という同じ言語を扱うため、お互い良い印象を持っていないものの、切っても切れない関係にあります。ジュネーブで生活し始めて約1ヶ月、色々な場面でフランス・スイスまたはフランスVSスイスという関係を見ることが出来ました。このブログでもそういったことを少しずつ紹介していきたいと思います。結構色々あるので、新しく「フランスとスイス」というカテゴリも作りました!

 私が読んでいる辛坊治郎さんのメルマガでは今(少し季節外れですが)、アウトドアの特集をやっています。アウトドアとイメージがあまり結びつかない人なので、最初はちょっと驚きましたが、色々知っているのでかなり「通」なようです。わざわざメルマガにそういうコーナーを作るくらいなので、「通」でないと連載も続きませんが。

 最近の連載では、ナイフについて書かれていました。その彼が勧めるのが、Opinelのナイフ。スイスと国境を接するフランスのHaute-Savoie県で始まったナイフの会社、フランス人皆最低1本は持っています。ちょっとした野菜を切ったり、鉛筆を削ったり、ハサミ代わりに物を切ったり、生活の様々なところで使っています。ポケットに入れて随時持ち歩いている人も居ます。私もこのナイフの存在を知ってはいたのですが、自分で所有するようになったのは最初のフランス留学から帰ってきた3年後ケニアへ向かう時でした。「ナイフを1本持参するように」と言われ、何も分からないままとりあえずキャンプ用品店へ行きました。自分は専門家でもないので、とりあえず物が切れれば良いだろう、とナイフ売り場へ向かいました。他のキャンプ用品同様、値段は幅広かったと記憶しています。が、Opinelが手頃で便利とフランス人の友人が言っていたことを思い出し、迷うこと無くOpinelを購入しました。

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 ケニアでは木を植える作業をしたので、支え木を切ったり、何かと重宝しました。写真で、女の子が持っているナイフがOpinel。現地の小学校で出前授業をした時にナイフが役立ちました(工作のようなことをやったので)。ケニアへ行った後も、特に海外で旅行に出かける度持って行くようにしています。

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 そんなOpinelに負けないナイフがスイスにもあります。スイスのナイフ、Victorinox社のものです。ナイフ自体の機能は少し劣るのですが、他の機能が付いています。私が知っている限り、ナイフ、栓抜き、やすりの機能が付いています。写真のナイフは少し機能が付きすぎ、という印象がしますが、このナイフに付いている栓抜き機能はとても便利だと思います。ワイン好きの父と旅行して思ったのですが、栓抜きというものはなかなか売っておらず、買うには少し高すぎます。ある場所でワインを買ったとき、栓抜きがないことに気づき、お酒屋さんをはしごし、その場所で栓を抜いてもらったことがあります。このときに「スイスナイフは旅行に欠かせない」と強く実感しました。が、それ以降スイスナイフが必要だと実感する機会がありません。そのため、ジュネーブに居ても、まだそういった店に行っていません。今のところOpinelで事が足りてしまっています。
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