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Crit 3 [フランスでの学校生活]

 期間が少し空いてしまいましたが、Critの報告!

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 大会2日目から、陸上競技は始まりました。400mトラックを使って行われました。が、他競技が行われる場所からかなり離れているので、応援団はほとんど来てくれませんでした。この日はトラック競技のみ、100m、400m、1500m、400mリレー。私は翌日の長距離だけ参加だったため、応援&荷物番でした。各校から各種目2人出場するので、9校×2で18人が予選に参加。これを3組に分けて、予選をやっていました。タイムより、勝負が重視されます。タイムに関係なく、各組上位2人が決勝に行ける、というわけです。予選の組み合わせは既に決まっている(1組目パリ1、リヨン1、というように)ので、組によってはレベルが高くなる可能性もある、というわけです。各種目から最低でも1人は決勝に送りたいところ。そんな中、順調に各種目、決勝に残っていきます。100mと400m女子は、クラブチームで練習しているエースの子が走って、無事に決勝を決めました。400m選手なので、この種目の予選はぶっちぎりでした。(100m、400mの予選を走った後更にリレーの予選もあるため)400m、組内1位が決まれば、最後まで全力で走る必要はない、とチームからも指示されていたようです。そのため、彼女がゴールした後の「異変」に誰も気づきませんでした。ゴールした後しばらく動けず、ようやく「何かがおかしい」と気付きました。競技は一時中断、待機していた赤十字のところに連れていかれました。間隔を開けず、レースを行ったため、筋肉を痛めてしまったようです。

 100m、400mの決勝レースだけでなく、リレーの予選も控えていた彼女。チームは慌ててメンバーチェンジ。400mは私が代理で走ることになりました。400mは短距離でもなく、長距離でもなく、一番難しいと誰もが言い(中学の頃、体育の授業で短・中・長距離を一通り走ったけれど、400mが一番つらかったです)、決勝でどんな結果が残せるのか、と困ってしまいました。しかし棄権すれば、点数はもちろん入らないので、走るしかありません。

 ドキドキしながら走りましたが、意外に長くてびっくり。最初の200mは順調だったけれど、そこからズルズル落ちていってしまい、最終的に最下位でした。

 流れというのは一度悪くなると、なかなか変えづらいもの。リレーは助っ人を入れて走ったものの、最後のバトンの受け渡しが上手くいかず、失格。他の大会同様、個人競技に比べ、リレーは多くのポイントを与えられます。そのポイントがもらえないのは、かなり痛い。しかし、男女得意の1500mで入賞が出たので、最終的にトラック競技は2位。翌日の長距離でどれだけ巻き返すことが出来るのかがポイントになります。
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