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緊張の科目登録   [留学準備]

 今回は、科目登録についてです。フランスに着いてから登録するのか、と思っていたら、7月中旬の2日間で行われました。大学で働いている人達が早くバカンスに出かけたいのでしょうか。登録のやり方も、日本とは全く異なりました。

 まず、科目登録2日前に、この手続きに関する説明をメールで受けました。そのときに、私はやっと講義要項を読み始めました。交換留学生がどんな科目を取れるのか、何単位とれるのか、そういった仕組みも含めて、2日間で理解しなくてはいけませんでした。留学生は1学期につき最大30単位取ることができます。平均どれだけとるのかよく分かりませんが、私は最大単位登録しました。なぜなら、2学期間最大単位を登録することが、大学側の証明書発行の条件だからです。「1年間、この学生はパリ政治学院で××(専攻、私は国際関係)をフランス語/英語で勉強しました」というような証明書がもらえるのだと思います。ないよりある方が良いだろう、と考え、最大数登録しました。

 仕組みを理解して、ようやく講義要項を読み始めました。残念ながら、英語で行われる科目が多いです。留学生のほとんどが、英語で学ぶプログラムを選ぶからです。英語の需要が大きい、ということだと思います。6割近くが、英語の科目だった気がします。それでも、私は出来るだけフランス語での科目を多く選びました。第一希望、第二希望、と希望を色々紙に書いていきます。勉強する内容とスケジュールを調整しながら、取れなかった場合の、plan B(代替案)も考え、かなり苦労しました。

 科目登録は、期間以内にいつでも登録でき、人数が多い場合は抽選、と甘くはありません。Premier arrive, premier serviです。つまり、「早い者勝ち」。人気の授業は3分で埋まってしまうそうです。フランスのパリ時間、午後3時から登録開始です。日本は夜10時でしたが、場所によってはかなり遅い時間だったようです。自分の希望を書いた紙を片手に、登録を始めます。自分のコンピュータは新しくないので、サーバーダウンしたらどうしよう、と様々なことを心配してしまいました。しかし、意外にスムーズに登録画面へ行きました。

 まずは、大講義の授業から登録し始めました。大講義は授業2つセットです(だからこの授業一つで10単位)。1つが大講義、その大講義に参加する学生をさらなる小さなグループに分けて行う、ゼミ形式の授業が1つです。この大講義の登録を終えると、やり方が分かってきたので、その後はかなりスムーズにすすみました。順調にフランス語での授業は全て第一希望を選ぶことが出来ました。そして、英語での授業の登録。第一希望は、既に定員を意味するCが表示されています。第二希望でもダメ、第三希望でなんとか登録できました。考えてみれば、英語で授業を受ける人が多いのだから、定員いっぱいになるのは、英語の授業の方が先のはずでした。少し読みが甘かったけれど、ほとんど自分の希望する科目は取ることができたので良かったです。

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