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季節もの 食べ物 [食べ物]

 先日市場で、私の好きな果物が売られ始めました。ルバーブです。以前にも書いたことがあるかもしれませんが、春後半から夏初期頃まで売られているフルーツです。値段は上下するけれど、一年中手に入るリンゴやオレンジなどと異なり、ルバーブは、春〜夏にしか出てきません。そのせいか、このフルーツが市場に出始めると、私は「冬が終わったなあ」と実感します。似たような時期に、サマータイムも始まるので、更に「冬の終わり」を感じるのかもしれません。

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 まだまだ出始めなので、写真のように赤い部分がほとんどですが、赤と緑のグラデーションのものが多いです。色が違いはあっても、味にあまり差は出ません。ただ、ジャム/コンポートを作る際、一緒にほかの果物を混ぜる際、色は少し考えた方が良いのかもしれません。ルバーブだけで食べると結構すっぱいので、私は砂糖少しと別のフルーツを混ぜます(生では食べられないフルーツ)。私は、安いイチゴを買ってきて、イチゴと混ぜてコンポートを作る予定です。
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色々なコーヒー豆をトライ [食べ物]

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 先月から在宅で仕事となったので、家で飲食をする機会が格段に増えました。コーヒーは元々朝食時に一杯、大学でたまに一杯、という感じだったのですが、在宅になってからは、朝食時、午後、と2杯飲むようになりました。そこで、せっかく家に居るのだから(コーヒーミルもあるし)、と豆を買ってきました。まずは手軽にスーパーで買える(一番量が少なかった)スターバックスの豆を買ってきました。

 どれか忘れたけれど、スターバックスの豆で結構評判が良いものがあったのですが、多分私が今回購入したものではないと思います。味はまあまあだけれど、欠けたりしている豆が若干多かった気がします。

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 ちなみに、最近飲んでおいしかったのは、写真のコーヒーの粉。昨年イタリアのスーパーで買ってきたコーヒーの粉です。スーパーのプライベートブランドだったけれど、なかなかおいしかったです。豆で買ってくれば良かった!
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Mâche [食べ物]

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 冬も終わりかけているので、若干食べ頃の終わり、という感じがしますが、私の好きな野菜の一つです。フランスで初めて食べた野菜で、以来好きな野菜の一つです。日本語では、ノヂシャ(またはそのままマーシュ)というようです。若干、道ばたにある草を食べているような気分になりますが、ドレッシングをかけてそのままおいしく食べられます。

 冬になると、ドイツのスーパーにも出る野菜なのですが、フランスがそのまま送られてきているようなパッケージになっています。ドイツではあまり収穫しない野菜なのでしょうか。
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ドイツで好きな飲み物 [食べ物]

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 フィールドワークで日本に居る間、ドイツの食べ物が恋しくなるということは全くなかったのですが、唯一「飲みたいなあ」と思うドイツの飲み物がありました。それはApfelschorleです。リンゴソーダ、という人も居ますが、メロンソーダのように甘ったるい人工的な味ではなく、リンゴジュースと炭酸水を混ぜた甘すぎない味です。ドイツでノンアルコールのドリンクと言ったら、Apfelschorleというぐらい定番です。どこのレストランへ行っても必ずあるので、私はしょっちゅう頼んでいます。日本でレストランへ行くと、オレンジジュースが定番、のような気がしますが、ドイツではApfelschrole。

 日本のレストランで出るオレンジジュースが20%、100%果汁だったりと場所によって違うように、ドイツでもレストランによって出てくるApfelschorleも様々。ちょっとドリンクの管理が杜撰なところだと、若干炭酸が抜けているApfelschroleが出てくることもあります。また、ドイツではKneipeという、バーとは少し違う、おつまみも何もない、本当に飲むだけの場所があります。こういう所だと、スーパーで売られているApfelscrholeではなく、実際に炭酸水とリンゴジュースを混ぜて作ってくれる場所もあります。大学の近くに、そのような飲み屋が1軒だけあるのですが、そこで作ってくれるApfelschorleはジュースと炭酸水の配合が絶妙!ここでは珍しく2杯も飲んでしまいました。
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Kaya Toast [食べ物]

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(Kaya Jam)
 数年前、シンガポールで泊まったホテルは朝食付きだったのですが、(品数は少ないけれど)バイキングでした。シンガポールということで、イギリス風朝食らしく、ビーンズ、目玉焼き、トースト、(遠慮気味に)シリアル、フルーツが出ていました。トーストに付けるものの中に、バターやジャムと並んで、不思議な黄色のペーストがありました。Kaya と書いてあり、何かよく分かりませんでした。材料を見てみても、理解できる材料は卵とココナッツだけ。ココナッツは結構好きなので、一度は試してみよう、とトーストに塗って食べてみました。甘いペーストなのですが、ココナッツ好きの私にはぴったりのものでした。「何かよく分からないけれど、おいしいもの」として、この黄色のペーストはかなり印象に残りました。
(ピーナッツバターのドロッとした感じにも見えます)
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 後日、友人に聞いてみると、ペーストはKaya Jam(カヤジャム)と言い、それを塗ったトーストは「Kaya Toast」というシンガポールの国民的朝食というぐらい有名なもの。ココナッツ、卵、そして謎の材料はパンダンリーフという植物ということが分かりました。卵とこの植物の割合によって、商品が黄色っぽかったり、緑色っぽかったりします。ドイツのアジアンスーパーで売っているペーストはマレーシアからの物らしく、若干緑っぽいです。これもおいしいのですが、私は卵が少し多いペーストが好きです。

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(今年の夏、シンガポールへ出張に行った友達に買ってきてもらいました)
 ドイツでもこのジャムが手に入るとは言え、少し高いので、シンガポールへ知り合いが行くとなると、必ず買ってきてもらっています。

 ちなみに、シンガポールで基本的なKaya Toastの食べ方は、トーストと卵。トーストにバターとペーストを塗って下準備。卵は温泉卵のようにして、そこにコショウと醤油で味付け。最初は、「醤油に甘いトースト?」と不安でしたが、食べ始めると不思議なくらい合っておいしいです。
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ご飯、rice、Reis [食べ物]

 ドイツの主食はジャガイモまたはパンですが、私のドイツでの主食はパンかご飯です。パンは何種類か好きなものがあるので、たまに種類を替えて食べたりしています。ご飯もいくつかの種類を食べます。日本人が住む街が近くにあるので、日本のお米も手に入りますが、高いので、私はドイツのスーパーで手に入る安いお米を使っています。

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 ドイツに留学したり生活している日本人の多くが、「お手軽、安い」米として使っているのがMilchreisと呼ばれるお米です(写真左)。直訳すると「ミルクのお米」と呼ばれるこのお米、日本のご飯のような、べちゃっとしたご飯に一番近いです。牛乳のように白いからドイツではそう呼ばれているのかと思ったら、文字通り牛乳で炊くご飯です。ドイツ人はデザートにご飯を食べるようです。最初このお米を買って作り方を見た時、「牛乳で炊いて、後に砂糖やジャムを加える」と書いてあってとてもびっくりしました。一度この「ミルクご飯」を食べたことがありますが、ちょっと不思議な感じでした。感覚として、甘いご飯はあまり食べないので(北海道の赤飯ぐらいでしょうか)、変な感じでした。パスタに砂糖を載っけて食べるのに違和感があるのと似ています。

 このご飯以外にも、バスマティ・ライスも売っているので、このお米も食べます(上の写真右)。ちょっと香りが独特だけれど、私はこのお米も好きです。ヨーロッパで「お米」というと、このバスマティ・ライスが一般的で、料理の付け合わせにも出てきます。私はタイカレーなどを作る時は、このバスマティ・ライスを使います。

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(作った翌日温めて食べようとしたら、ちょっと焦がしてしまいました)
 同じお米に関連して、先日初めてリゾットを作ってみました。リゾット用のお米もスーパーで売っているので、購入して初チャレンジ。日本のご飯のように炊いている間は放置、という作り方ではなかったので、思った以上に時間がかかりましたが、初めてにしてはなかなか上手に出来ておいしかったです。
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スイスから見たドイツ 食事編 [食べ物]

 フランス語、ドイツ語、と元々の言語からの大きな影響を受けて発展/進化している、フランス語圏スイス、ドイツ語圏スイスです。地続きでも、やはり「スイスのフランス語」や(もはや別の言語にしか私には聞こえない)「スイスのドイツ語」というのがあります。スイスのフランス語は、たまにフランスのフランス語とは異なる表現や言葉があったりして、私も最初は「ん?何のことだ?」と理解出来ない表現もありましたが、今では認識出来るようになりました。

 言葉同様、料理も各言語の影響を大きく受け、発展をしているのがスイス。例えば、フランス語圏スイスは、フランスに近いということもあり、フランス料理のようにチーズやクリームを使った料理が多く(グラタン等)、私の好みの味です。スイスのイタリア語圏は、イタリアにすぐ近いので、イタリア料理に似ていたり。そして、ドイツ語圏はドイツに似た料理が多いです。つまり、ジャガイモ、ジャガイモ、ジャガイモ、キャベツ。フランス語圏スイスは、「ドイツ語圏スイスの人達はおいしい料理を知らない」とよく言っていましたが、私はドイツ語圏スイスで生活したことがないのでよく分かりませんでした。確かに、持っているスイスの料理本(各地の料理レシピが載っている)を見ると、ドイツ語圏はジャガイモを使った料理が多い気がします(フランス語圏ももちろんジャガイモを使った料理がありますが)。

 そして、ドイツでの生活をしてみると、スイスドイツ語圏の料理への影響がよく分かるようになってきました。普段、ドイツ料理をほとんど食べませんが、大学の食堂のメニューなどを見てみると、ジャガイモが並んでいて、「フランス語圏スイスの人達が言っていたのはこのことか!」と分かるようになってきました。

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 と、前置きが長くなってしまいましたが、ドイツ料理。スイスのホストファミリーが来ている際、「せっかくドイツに居るのだから」と一食はドイツ料理を食べることにしました。サイクリングへ行った公園に、小さな出店があったので、そこでお昼を食べました。写真奥が、ポテトサラダ、手前がザワークラウト(キャベツの漬け物)。そして右側はビールではなく、アップルショーレという炭酸リンゴジュース。炭酸水とリンゴジュースを1:1で割った飲み物です。私はこれが好きで、ドイツのレストランでは必ずこれを注文します。コーラなどの炭酸飲料ほど、甘くなく、炭酸がキツくないので、好きです。既に炭酸水が入った状態でパック売りしていますが、バーやレストランによっては実際に炭酸水とリンゴジュースを割って作ってくれる場合もあります。その際、この割合が上手でないと、全くおいしくなくなるので、リスキーな飲み物ではありますが。
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旬の食べ物 後編 [食べ物]

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(収穫前のルバーブ)
 相当間隔が空いてしまいましたが、以前の記事に旬のアスパラの話を書きました。アスパラ以外に6月から7月上旬、旬のものと言えば、ルバーブ。食用ダイオウ(大黄)と和名では呼ばれているようです。私はヨーロッパで知った果物で、日本では見たことがありません。インターネットで調べてみると、寒い長野県や北海道の一部の地域で栽培されているようですが、日本の一般的なスーパーではあまり出回ることはないような気がします。

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(茎の部分を主に食べるのですが、写真はその茎を切った感じ)
 ルバーブのタルトというのを食べて、この果物を知ったのですが、最初は何かよく分かりませんでした。色と形がセロリに似ていて、「セロリを甘いタルトに入れるなんて不思議だ」と思って食べてみると、甘酸っぱくてびっくり。それ以来好きな果物です。

 この食材、果物と言っても、生では食べず、必ず調理して食べます。そのため、ヨーロッパでこのフルーツを見かけるのは、タルトやケーキ、またはジャムのみです。せっかく好きなフルーツなので、今年、初めて購入して自分で調理してみることにしました。残念ながら、オーブンがないためケーキ類は作れないので、コンポートというジャムのようなものを作ってみることにしました。ジャムほど砂糖は入れず、ただ果物を煮るという調理方法です。

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 ルバーブだけだとかなり酸っぱいので、砂糖を入れるのはもちろん、私の友人はルバーブでジャムを作る時、必ず別の果物を入れていたことを思い出し、(あまり質の良くない)イチゴも買ってきて入れました(1kg3€しないぐらい)。ルバーブは500gで1€しないぐらいでした。比率がよく分からず、イチゴを大量に入れてしまったのですが、それでもルバーブの酸っぱさはしっかり残っていました。このコンポートはヨーグルトに入れ、私の朝食となりました。
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旬の食べ物 前編 [食べ物]

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(「アスパラ祭り」にあったトラック)
 ドイツも少しずつ暖かい日が増えてきて、少し早いですが、夏が近づいてきました。5月、6月になると、ドイツではある出店が増えてきます。イチゴとアスパラを売る店です。この2つの食材は、本当に5月、6月の2ヶ月しか出回らないので、結構ドイツでは盛り上がります。スーパーではアスパラが目立つところに出され、「アスパラ祭り」(ただアスパラを売るだけ)というのも市内では開催されていました。
(5,6月だけに開かれ、イチゴとアスパラを売る店)
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(写真奥が白アスパラ)
 この地域の特産ということもあって、結構盛り上がるのだと思います。こちらでアスパラ、というと、白のアスパラがメイン。筋があって私はあまり好きではないので、自分で調理することはありません。レストランへ行ったときに、もしあれば食べる、という感じです。私は緑のアスパラの方が好きなのですが、なかなか緑のアスパラに巡り会うことはありません(スーパーで売っていることは売っているのですが、北海道産より比べると貧弱)。ただ先週、普段行かないスーパーに売っていたので、買ってきました。
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納豆チャレンジ [食べ物]

 4月の年度始めに(日本で)納豆が値上がりする、というニュースを見ました。普段ドイツに居る時はほとんど食べません。しかし、私は日本で回転寿司に行った時必ず納豆巻きを食べるぐらい納豆が好きなので、現在距離はありつつもちょっと残念に思っていました。昨年日本に居る時は、滞在機会を存分に活かして、よく食べていました。

 そして、昨年は研究の一環で日本に居ましたが、「個人的な研究」と称して、スーパーにあった納豆全種類食べてみようというチャンレジをしていました。色々種類があって、全部は食べることが出来なかったのですが、17種類食べることが出来ました。というわけで、ドイツに戻ってきて1年経つ前に、 紹介してみたいと思います。どれもおいしかったので、ランキングは付けることが出来ませんが、印象に残った物を主に紹介していきます。

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・ におわなっとう
 これは味というよりかは、パッケージが印象に残っています。写真のように、蓋の部分にタレが入っていて、手を汚すことなく、納豆にかけられるというわけです。ただ、におわなっとうは、名前の通り納豆のにおいがあまりしないので、私の好みではありませんでした。

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・ 黒大豆納豆
 写真のように、納豆が黒い(カラシではなく、タレにわさび付き)!黒大豆なので、当たり前といえばそれままですが、でもやっぱり黒い納豆は不思議な感じでした。目をつぶって食べてしまえば味は納豆。粒も結構大きくて良かったです。

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・ ひきわれ納豆
 私は、粒が丸い納豆より、(巻きに入っているような)ひき割りが好きなので、味としてはこの納豆が印象に残っています。

 他にも、卵が入っている納豆、黒酢、大根おろしなど、タレに力を入れている納豆を食べました。ただ、これらはタレとして既に出来上がってしまっていて、卵とタレ、大根おろしとタレ、のバランスが自分で調整出来ません。シンプルなタレとカラシ以外は自分で調整したいので、タレ+何か、という納豆はあまり好きになれませんでした。

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 最後に、納豆に関連して、珍しい自動販売機を。高円寺にある納豆専門店の前にある自動販売機です(納豆バイキングもやっている)。ただ、高円寺店は閉店してしまったようなので、今もあるかは分かりません。
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