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ラジオ放送 [新聞から]

 先日、ラジオ放送を聞いていたら、映画鑑賞券プレゼントの募集がかかりました。この放送を聞いていた時はコンピュータの前に居たので、早速インターネットで応募してみました。それが前回の記事で紹介した作品です。マイナーな映画だったこともあり、無事当選。先日、友人と一緒に見に行ってきました。この映画の感想は既に触れたので、今回はラジオについて書いていきたいと思います。

 私はラジオが結構好きで、(ラジカセやウォークマンで)よく聞いています。しかし、一番聞いていたのは学生の時かもしれません。通学時はラッシュの時間を避けていました。しかし、それでも私が乗っていた東西線は乗車人数が他の線に比べると多いと思われ、頻繁に運転停止し、どの時間も結構混んでいました。その通学を少しでも心地よくするために聞いていたのがラジオです。幸い、東西線は(地下鉄だけれど)地上を走っている時間もかなり長いので、ラジオを受信することが出来ました。元気いっぱいのジョン・カビラの番組やサッカーの代表試合翌日に適切な解説がある中西哲也の番組を聴いていました。車内では本を読んでいたので、内容は全く入ってこなかったのですが、彼らのあの元気な声を聞くだけでも、良かったです。

 Tokyo FM、J-Wave、ニッポン放送、とメジャーな局も聞くのですが、Bay FMという千葉のローカル局も好きです。このBay FM、私のラジオのイメージを上手く再現してくれる局だからです。なぜかはよく分かりませんが、私の中でイメージするラジオというのが、「海へ行った帰りにオープンカーで、海沿いを走りながら聞く」というものです。そのため、ラジオと言われると海、夏を思い出します。Bay FMという言葉からも分かるように、私がよく聞いていた番組はいつも「浜」の感じがして好きです。内容は全く入ってきていなかったので、どんな番組が放送されているかも今では覚えていません。しかしこの番組を聞くと、「夏」の音がしました。

 なぜここまで私の好きなラジオ番組・局について書いてきたかのには理由があります。ふと、(可能性はかなり低いですが)もしラジオ局がストをしたらどうなるのか、ということを考えたからです。もちろん、ストをする可能性が大きいのは国営放送です。その場合、どんな対応するのかと考えてしまったのです。というのも、先日まで、フランスのラジオがストをしていたからです。その期間、何と28日!Radio Franceという、主にニュースを扱っているチャンネルがストをしていました。私が行ったことがあるフランス人のどの家庭でも、かけていたチャンネルです。テレビがあっても、朝はラジオという人が多く、また通学・通勤時にこのニュースチャンネルをかけている人がいました。そのラジオが3週間以上ストをやっていたのでした。ラジオがストをしたらどうなるのか?私は日本のテレビの深夜放送のように「ザー」と映像が表示されないような状態に、ラジオもなるのかと思っていました。しかし、そこまでひどくはないようです。とにかく音楽だけが流れる状態になるようです。Radio Franceがストをし、このこと自体が、フランスでは一番ニュースになっていて、本人達がそのことを放送できないというのも、とても皮肉な状態だなあと思いました。結局、ストは終了したのですが、今後どうなるかは分かりません。

 ちなみにストをした理由は、企業の提示する企業再編(人員削減など)に反対した、というものです。日本のラジオ同様、フランスのラジオも経営が厳しいので、人員削減なども考えられているようです。元々国営だったこともあり、この話し合いに政府が入ったり、結構大変そうです。

 と、このフランスでのストを見ている内に、可能性はほとんど無いけれど、日本のラジオ局がストをしたらどうなるのかな、と、メーデーの今日、ちょっと考えてしまったのでした。ちなみにフランスやスイスでは、この日が祝日となっています。
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tommy88

昨日がメーデーだったこと、忘れていた。
東京タワー下の芝公園なんかに集まってゾロゾロ歩いていたように思う。
また、遭難した飛行機なんかで「メーデー メーデー」と叫ぶ。
これは「労働者の日」ではなく、フランス語の「ヘルプミー」。
打電(モールス信号)では「SOS」だけど、音声では「メーデー メーデー」。
もう労働者のデモも、盛り上がらない時代だろう。
by tommy88 (2015-05-02 04:43) 

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