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議員リスト [インターンシップ/仕事]

 インターンの仕事の一環として、議員リスト(データ)を作ることになりました。戦略上、重要になってきそうな議員をデータベース化(Excel)して、探しやすくしようというものです。名前や所属している委員会、興味のあるテーマなどを入力していきます。各議員、独自のホームページを持っているので見ていきます。インターネットという便利なものがあるとはいえ、地道な作業です。最終的にリストに載ったのは200人弱の国会議員ですが、多分 400人近い国会議員のホームページを見たのではないでしょうか。

 重点政策、政治活動という項目だけでなく、略歴も見ていきました。結構色々な発見があって、この作業は面白かったです。

 まず、政治家は第一印象が大切、ということでしょうか。どの政治家もホームページに使われている写真はプロが撮影した、という感じでした。当たり前ですが、やはりイメージが大切な職業ということでしょうか。そのため、ホームページに書かれていることがどこまで本当か分かりませんが、それを前提にこのリストを作っていきました。

 そして、略歴を見ていて面白かったのが各国会議員の好きな本。趣味が読書、という政治家が多かったのですが、その中でも好きな作家としてダントツで名前が挙がっていたのは司馬遼太郎!かなりの作品を読んでいる、と書いている人が多かったのですが、その中でも好きなのは「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」を挙げている人が大半。そしてちょっと不思議だったのが、尊敬している人で多かった名前です。「竜馬がゆく」を愛読書としている人が多いため、尊敬している人でも坂本龍馬の名前が挙がると思いきや、高杉晋作と書いている人が結構いました。2人とも同時代の天才ですが、高杉晋作のような政治的感性が優れていると思われているのでしょうか。

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(鹿児島市内にある自動販売機)
 また、尊敬している人に西郷隆盛を挙げている人は、鹿児島出身!選挙区が変わっている人も居ましたが、よくよく出身地を見てみると鹿児島県。好きな言葉に、西郷隆盛のセリフを書いている議員も居ました。鹿児島県民の西郷隆盛に対する愛着は本当にすごいです。鹿児島には一度しか行ったことがありませんが、とても印象に残っているのは鹿児島県民の西郷隆盛に対する愛着です。どこを見ても、西郷隆盛だらけでした。さすが、薩摩藩と思ってしまいました。彼のすごさは司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を読んだら分かるのでしょうか。10巻とかなりの長編なので、まだ挑戦出来ていませんが、今度の長期休暇中に読んでみようと思っています(「坂の上の雲」が読めていないのも同様の理由)。

 国会議員のリスト作成という仕事でしたが、司馬遼太郎作品を色々考えてしまいました。時間はかかったけれど、無事このリストも完成し、必要な人達に渡すことが出来ました。
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