SSブログ

知床へ行こう! 7(カムイワッカの滝) [旅'14]

 知床五湖を出発してバスで揺られること20分、どんどん山を登って、「行き止まり」のようなところに到着しました。それが、カムイワッカの滝でした。こんな場所に滝があると思っておらず、ずいぶんと狭いところに滝があるのだなあというのが私の第一印象でした。

1050.jpg
(登っている途中。まだ余裕、と思っているところ)
 そして、楽しみだった滝登り!何と、滝が流れる場所を登ることが出来るのです。滝を登る、というと、鮭の川上りのように激しいものを想像してしまいますが、これほど危なくはありません。ザーッと流れる滝の部分をザブザブ歩いて行く感じです。岩も大きいので、素足で歩くと、切ってしまいそうです。そのため、ホームセンターで母が買ってきてくれたつっかけサンダルを履いて、登りました。また、固定観念として「岩は滑る」と思ってしまうので、下りるのが怖かったです。が、実際滑っている、と思っているのは頭の中だけ。この滝、硫黄が含まれているので、岩にコケが付かないのです。したがって、コケのついていない岩が滑ることはありません。と、頭では分かっていても、体はずっとへっぴり腰でした。

1051.jpg
(ここは温泉、のような部分。さすがに、ここには入りませんでした)
 温泉が出ているせいか、水温も低く、ぬるかったです。それでも、サンダルを履いて、滝の中を歩くのは、面白かったです。雨の日に運動靴で水たまりの中を歩くような、「ちょっと悪いことをしても認められる」という状況のような感じで楽しかったのだと思います。

 カムイワッカの滝自体は大きく、更に上には温泉もあると聞いていました。が、落石の危険もある、ということで、登るのが認められているのは第一段階のみ。それでも結構登った感じがしました。下りるのは結構怖くて少し時間がかかってしまいました。

 知床五湖とカムイワッカの滝を満喫し、今回の旅の目的はとりあえず達成。しいて言えば、少し残念だったのは動物を全く見られなかったこと。これだけ観光客が来ているのだから当たり前か、と思っていました。しかし、バスの中から見ることが出来ました!まず狐が登場。バスに慣れているのか、興味を示しているのか、森林の中(と言ってもバスが通る道からかなり近いところ)に座り込んでいました。そして少しまたバスを走らせると、今度は熊が2匹、木に登っていました。「バスに乗っている人の反応が良かったから、公園職員が熊2匹を登場させたのではないか」と冗談で、父は言っていましたが、本当に立て続けにキツネ、熊、と登場しました。
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

次女

滝を登るって面白そう!
岩が滑るわけじゃないんだもんね。なんだか、そんなイメージだけど、コケがつくから滑るのか・・・
by 次女 (2014-08-22 11:54) 

tommy88

ニュージーランドでも、今回のような散策ができそうです。
洞窟もセットだから探検気分満載です。
原始林の中を遊歩道だけを歩く。
もし外れて歩くと、数十メートル下の洞穴に落ちるというもの。
行ってみたい気がしています。
by tommy88 (2014-08-23 15:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0