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ヨーロッパにも? [新聞から]

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(Le Mondeから。左半分が大気汚染前、右半分が大気汚染後)
 日本では中国からのPM2.5(粒子状物質)の空気汚染が話題になっているようですが、ここ数日はフランス、特にパリでも同じPM(フランス語ではParticules Fines)、大気汚染の話題が続いていました。大気汚染がすごくて、金曜から日曜までの3日までは公共交通機関が無料になるほどでした。それでも、まだ汚染が続くようで、月曜も対策を。新聞によると、ナンバープレートが奇数の車、電気自動車、3人以上を乗せた車、タクシーやスクールバス、のみがパリ市内とその近郊を走ることが出来るそうです。この対策を実行するために、700人近いの警察が配置されるのだそうです(彼らの移動は車なのでしょうか?)。火曜以降、更なる規制を敷くのか未定ですが、パリでこういった規制を敷くのは1997年以来だそうです。ストでバスやタクシーなどが遅れるのはしょっちゅうでも、車の通行規制は希、ということでしょうか。(情報は全てLe Mondeから)

 フランスも大変だなあ、なんて思っていると、ついにジュネーブへもその影響が。先日(3月14日)に汚染値(大気質指針)80µg/m³という値が出たようです。ちなみに、空気保護法令(Opair)が設けている制限は50µg/m³、それを超したことになりますが、規制を設け始めるのは100µg/m³だそうです(情報は全てRTSから)。また具体的な規制は出ていないものの、スイスフランス語圏ラジオ・テレビ局のRTSはこの空気汚染に対する、個人予防についての記事を載せていました。空気を大量に吸う野外活動の自粛(異変を感じた場合)、早朝と夕方の外出を控えること、ということが載っていました。これを読みながら笑ってしまったのは、マスクをつけるということが一言も書かれていないこと。日本だと風邪が流行ったり、こういった大気汚染があると、まずマスクという単語が出てくると思います。が、こちらでは風邪が流行ると、手洗いうがいを勧めるぐらい。マスクを付けている人はほとんど居ません(顔が半分隠れるため、怪しい人に見えるらしい)。
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Haha

今朝のニュースでやっていました。
フランスはディーゼルエンジン車に優遇税制をしているから、ディーゼル車が多く走り、その影響で大気汚染が問題になると。
by Haha (2014-03-17 16:38) 

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