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夏のインターンシップ その1 [インターンシップ/仕事]

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 1ヶ月近いアルバイトを終えて、すぐにインターンシップが始まりました。ジュネーブのInternational Centre for Migration, Health and DevelopmentというNGOでインターンシップをすることになりました。健康、移民の問題についてリサーチをするNGOです。小さな団体なので、働いている人も少ないです。ポルトガル人の所長、社員(給料をもらっている人)が4人、インターンが3人となっています。

 今メインでやっているプロジェクトはスリランカ、フィリピンなどの国に残された移民の子供の健康状態を調べる、というものです。私は直接関わっていませんが、8月中旬から調査を始められるように質問表などを作ったり準備しているようです。

 インターンは皆、所長から何をインターンシップでやりたいのか聞かれます。自分は移民の問題について勉強したい、と最初に言ったのでその調査を任されました。この所長、健康問題についての専門家なので、移民と健康をリンクさせなくてはなりません。看護師流出が色々(特にアフリカ)問題になっていますが、そういったことも踏まえて、移民と健康の関係についてなぜ調査していかなくてはならないのか、を主に調べることになりました。今はまだ、ジャーナルを読んで情報を集めるという作業を地道に繰り返しています。

  オフィスは普通の一軒家に構えているので、オフィスという言葉からイメージするにはほど遠い感じです。屋根裏のようなところで、インターン3人と社員2人がコンピュータを使って作業しているので、日中は相当暑いです。クーラーもないので、扇風機を使っていますが、それでもあまり涼しくはなりません。

 他のインターンシップ同様、基本は無給です。が、お昼は出してもらっています。所長が食料を買ってきてくれるので、それを誰かが調理し、みんなで食べるというスタイルです。料理と食器洗いは一応当番制となっています。私も何度か作りました。が、野菜嫌いの人が多いので、料理にちょっと苦労します(ホストファミリー宅ではよく野菜を食べるのでその料理法になれてしまっているため)。

 色々な国からきている人が集まっているので(スイス人は一人も居ません)、基本皆英語を使っています。訛りが強いため、理解するのに苦労することがあります。が、意外にも自分が一番苦労しているのはネイティブの英語でした。スコットランド人が働いているのですが、Scottish(スコットランド英語)に慣れていないせいか、時々何を言っているのかよく分からないことがあります。そういえば、スコットランドの映画を見た時も最初は「英語?」と思ってしまったことがあります。
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