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聞き間違い、読み間違い [言葉の勉強]

 私と知り合ってスイス人やフランス人が日本に興味を持ってくれたり、ヨーロッパで生活し始めると家族がスイスやフランスに興味に持ってくれたりすると、とても嬉しくなります。日本語とフランス語だと発音が根本的に異なるため、日本語をフランス語圏の人が発音するのを聞くと、最初何を言っているのか分からなくなることがあります。また、逆もありで、日本語に入ってきているフランス語を聞いても分からない時があります。

 先日は、スイス人から「意味も強そうだから日本語の『ダイモー』という単語を、犬の名前にした」と言われました。ダイモー?ダイナモ、という言葉があるけれど、日本語ではないし、と色々考えてみるけれど、よく分かりません。意味を聞いてみると「君主」だそうです。もしかして、大名?「みょう」の発音が難しかったみたいです。フランス語に「みょう」という発音はないので。何回か正しい発音を繰り返すと、「みょう」が発音出来るようになっていました。

 ある時は、「『ライキ』をやっている」とスイス人から言われました。「何それ?」と聞いてみると、「日本人なのに『ライキ』知らないの?」と返されてしまいました。日本人と知っておくべきことなのに、「ライキ」って知らない、と少し焦ってしまいました。そもそも漢字が思い浮かびません。スペルを聞いてみると、「Reiki」、霊気でした(民間療法)。「日本で『ライキ』って言っても、通じないよ」と一応言っておきました。

 そして昨日は自分が読み間違いを。アジアレストランの前を通ってメニューを見ると、「カラ・アージ」とアルファベットで書かれていました。「age(âge)」は年齢のことで、一体食べ物と年齢、何の関係があるのか、と色々考えてしまいました。もしかしてこれはフランス語/英語訳ではなく、日本語のローマ字?ローマ字読みしてみると、「からあげ」と読むことが出来ました。Kara-age、と読みやすいようにダッシュが入っていたため、フランス語/英語かと思ってしまいました。そのため「カラ・アージ」と謎の単語の意味を考えてしまいましたが、日本語でした。

 小さい頃から、変わった日本語だと思っていた単語はフランス語から来たものでした。「トラバーユ」です。何の事かもよく分からなかったのですが、フランス語を教えてくれた日本人の教授が、日本語に入ってきているフランス語の例として「トラバーユ」を挙げていました。フランス語初級レベルで、Travail(仕事)という単語を習うのですが、この単語が「トラバーユ」の元となったとは全く気付きませんでした。Travailはカタカナで表示しにくい単語だと思います。Traという日本語には無い発音が単語内に入っているので。気になる人は、Google TranslationでTravailと打って、発音を聞いてみてください。
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次女

私も、レイキって知らないなー。
調べてみたけど、Ray-Kiっても表記するみたい!
by 次女 (2013-07-08 21:00) 

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